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私はあれから照史さんに服を預けて。
そそくさと自分の部屋に戻って布団の中へと潜り込んだ。
『あの服渡して良かったんかなぁ』
照史さんに渡した服は望さんの部屋に持っていかれてしまう。
昨日あんなにしつこくした上にまた部屋の中に服が置かれてあったら嫌がるやろうなぁ。
さすがにしつこくしすぎ？
いやいやでも望さんのために買った服やしええよな？
『いらんかったらまた捨てるやろうし』
まぁ、きっとすぐにゴミ箱行きだ。
でも私がその服をずっと持ってるわけにはいかないし一応望さんに渡しておきたい。
本当は私から直接渡せれば良かったんやけど。
悶々とこれからのことを考えていると私はそのまま眠りについてしまった。
.
目を覚ましたころにはもうすっかり夜になっていて。
慌ててリビングへと向かえばすでに夕食の準備ができていた。
「遅かったなぁ、Aちゃん」
"今から部屋まで呼びに行こうと思っててん"そう言って優しく微笑む照史さん。
もうすでに席に着いていた大毅さんは"早く早く！"なんて言いながら席まで案内してくれた。
目の前に置かれているいい香りがするさんま。
和食を食べるのは久しぶりで思わず笑みが零れた。
「お！望おかえり！」
「……ん」
さぁ！みんなで食べよう！というときにがちゃっとドアの開く音がして。
大毅さんの"おかえり！"という言葉に慌てて振り返れば望さんが立っていた。
……思わず肩がビクッとなった。
「望ご飯できてるけどどうするん？」
「今日は食ってきてないから食べるわ」
そう言って不思議そうに見つめる照史さんにそんな返事をして私の目の前に座る望さん。
いつも絶対ご飯なんて食べへんのに…目の前の望さんに緊張してしまう自分がいた。
望さんとこうして食卓を囲むのはこの間の朝食以来だ。
"いただきます…"と言ってさんまを口の中に運ぶ。
目の前の望さんもさんまを食べていて何だか変な気持ちになった。
やっぱり醤油かけた方が美味しいかもなぁ…醤油醤油っと。
あった！と思い醤油に手を伸ばすと正面からも手が伸びてきて。
そのまま目の前の望さんとバッと手が触れてしまった。
『す、すみません……』
慌てて手を離すと目の前の望さんは分かりやすく舌打ちをしていた。
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りってぃ(プロフ) - 瑠璃さん» 返信ありがとうございます(T_T)まだまだ先は長くなりますが頑張っていきたいと思います！優しいお言葉励みになります(;_;)！ (2020年11月23日 15時) (
レス) id: 77b9b24db3 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(プロフ) - りってぃさん» いえいえ！！これからも是非頑張ってください！応援してます！ (2020年11月22日 11時) (レス) id: 934ccc594a (このIDを非表示/違反報告)
りってぃ(プロフ) - 瑠璃さん» わわわっ....神山担さんの方にもきゅんきゅんしていただけて本当に嬉しいです....！(笑)素敵なコメント残していただき本当に嬉しいです(T_T)これからも更新頑張りますね！ (2020年11月21日 23時) (レス) id: 77b9b24db3 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(プロフ) - 毎回ドキドキさせてもらってます、(神山担)余りにもドキドキしすぎてコメントしました！これからも頑張ってください！ (2020年11月20日 19時) (レス) id: 934ccc594a (このIDを非表示/違反報告)
りってぃ(プロフ) - ナツコさん» すぐに飛んできてくださりありがとうございます！(笑)書きたいことがたくさんあって2まで続くことになりました！(^^)そう言っていただけて嬉しいです！パート2でもお付き合いよろしくお願いします('_')！ (2020年11月16日 17時) (レス) id: 4df73778e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りってぃ
| 作成日時：2020年10月20日 22時
