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あの後私は部屋に案内されて。
「一つ空いている部屋があるから今日からそこがAちゃんの部屋な」そう言ってくれた照史さん。
新しい私の部屋は思っていたより広くて心地良かった。
照史さんには本当に感謝しかない、こんな私にここまで優しくしてくれるなんて。
感謝しかないけど…私の隣の部屋は望さんの部屋。
それだけが唯一の不安なことだ。
『いい人たちばっかりやと思ってたのに…あんな人がおるなんて……』
正直とても怖い人だと思った、お兄さんたちは優しいのに何で末っ子はあんな怖いんやろ。
私を見るとても冷たい目、初めて目が合った瞬間から望さんはあの目をしていた。
『あんな怖い人がおるなんて…これからここで暮らすのが怖くなってきた……』
そんな気持ちをぐっと堪えて私はキャリーケースから荷物を取り出した。
.
あれからひたすら荷物を出す作業をして。
作業が終わったころにはもう夜になっていた。
「あ！Aちゃん！やっと来た！！」
リビングへと向かえば嬉しそうに手を振る大毅さんがいて。
照史さんはテーブルの上に美味しそうなカレーを並べていた。
『すみません、荷物取り出すの夢中になってて……』
「ええねんええねん！ほら！さっさと食べよ！！」
優しくそう言ってくれた照史さんに席に座るよう案内されて。
私は素直に案内された席に腰掛けた。
"いただきます！"そう言って口に運んだカレーはびっくりするぐらい美味しかった。
.
あれから照史さんと大毅さんと色んな話をして。
久しぶりに誰かとした食事はとても楽しくて仕方がなかった。
『えぇ！大毅さん20歳なんですね！』
「そうやねん、やっとお酒飲めるようなってさ！」
『羨ましいです、私まだ飲めないので』
「あははっ…！ちなみに望もAちゃんと同じ19歳やで！」
げっ…いきなり望さんの話。
なるべく彼のことは思い出したくなかったのに、しかも同い年とか聞いてないし。
分かりやすく顔が引きつった私に気づいたのか
大毅さんは「ごめんな、あいつの話嫌やった？」と聞いてくれた。
『いやいや！大事な弟さんの話なので何でも聞きたいです！』
……本当は聞きたくないけど。
"良かったぁ！"そう言って微笑む大毅さんを横目に私は目の前のカレーを頬張った。
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りってぃ(プロフ) - 瑠璃さん» 返信ありがとうございます(T_T)まだまだ先は長くなりますが頑張っていきたいと思います！優しいお言葉励みになります(;_;)！ (2020年11月23日 15時) (
レス) id: 77b9b24db3 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(プロフ) - りってぃさん» いえいえ！！これからも是非頑張ってください！応援してます！ (2020年11月22日 11時) (レス) id: 934ccc594a (このIDを非表示/違反報告)
りってぃ(プロフ) - 瑠璃さん» わわわっ....神山担さんの方にもきゅんきゅんしていただけて本当に嬉しいです....！(笑)素敵なコメント残していただき本当に嬉しいです(T_T)これからも更新頑張りますね！ (2020年11月21日 23時) (レス) id: 77b9b24db3 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(プロフ) - 毎回ドキドキさせてもらってます、(神山担)余りにもドキドキしすぎてコメントしました！これからも頑張ってください！ (2020年11月20日 19時) (レス) id: 934ccc594a (このIDを非表示/違反報告)
りってぃ(プロフ) - ナツコさん» すぐに飛んできてくださりありがとうございます！(笑)書きたいことがたくさんあって2まで続くことになりました！(^^)そう言っていただけて嬉しいです！パート2でもお付き合いよろしくお願いします('_')！ (2020年11月16日 17時) (レス) id: 4df73778e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りってぃ
| 作成日時：2020年10月20日 22時
