目覚めた先には何がある。【僕のヒーローアカデミア】【文豪ストレイドッグス】 (ページ8)

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７話ページ8

「ヒーローは頭を下げてまで助けるのか？」

えっ、となり思わず頭をあげてしまった。

『と、とりません…』

すると、ははは！と、彼女は笑い

「緑谷は面白いなぁ！」

と言った。

お、面白い……！？

僕は真剣に言ったのに……

ガクンと落ち込み口から

『面白い面白い……ｵﾓｼﾛｲｵﾓｼﾛｲ…』

落ち込みが出てきてしまった。

「緑谷、私は助けなんか求めてないさ。」

開いてた口は閉じていつの間にか織田さんをみていた。

「だから、大丈夫。」

嫌だ。

『嫌だ。……ヒーローはしつこく助けます。それが例え相手が求めてなくても、………だから、僕は貴方を助ける。』

助けたいじゃない、助けるんだ。

強く織田さんの目を見た。

「やっぱり、緑谷は面白い。

じゃあ、助けてくれヒーロー。
私を元の世界に戻してくれないか？」

『勿論です！』

嬉しかった、理由はきっと………

「なぁ、緑谷。助けてくれるのは嬉しいが方法はあるのか？」

『か、考えてないです…』

これじゃあ、ただ言っただけじゃないか！

慌てて僕は彼女を助け出す方法を考えた。

でも、でも

よくよく考んがえると

二人だけで元の世界に戻すのは不可能ではないのか…？

もっと、この世界に詳しくて…上の人が必要…かな…

『オールマイト……あ、』

平和の象徴、オールマイトなら！

不可能ではない…!!!!!

『織田さん、方法見つかりました！』

「本当か…！？」

僕も織田さんも互いに驚いていた。

「しかし、それは実行可能か？無理なら私にも考えがあるぞ。」

困りながら織田さんは僕に聞くが

『いえ、きっとこれが一番最短だと思いますし、実行可能です！』

オールマイトならきっと………織田さんを元の世界に戻してくれる方法を知っているはずだ！

すると、夕方五時に流れる音楽が流れ出した。

そろそろ帰らないとお母さんも心配するよな…

「なら、大丈夫だな。本当にありがとう、緑谷。そろそろ帰らないと家族が心配にするのではないか？」

『そうですけど……織田さんはどうするんですか？』

そう言えば早急、泊まる場所は探すとか言っていたな、けど、だいたい宿泊には警察官がいるはずだ…そこで怪しまれたりしたら…

「あぁ、泊まる場所を探す。きっと近くにあるだろうしな。」

『あの、僕の家に泊まりますか…？』

あ、待て今、僕なに言った？？？