目覚めた先には何がある。【僕のヒーローアカデミア】【文豪ストレイドッグス】 (ページ11)

今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:18,441 hit

１０話ページ11

目的地のスーパーに着いた僕たち、夕方という時間帯なのかあまり人はいなかった。

近くのスーパーに限らず日本全国ではヒーローの商品で溢れている。
一番人気のオールマイトの商品は勿論、他のヒーローの商品もある。

なかでも一番人気なのは、オールマイトカレー！
なんと、その商品にはさまざまなオールマイトのシールが付いていて、レアのシールもあり、応募商品企画もあるとっても素敵なカレーだ。

……カレーの味って言うより、オールマイトがあるって言うのが人気の理由なんだけど…

「緑谷……？」

『えっ、な、何ですか？』

心配そうに僕を見る織田さん、僕何かしたっけ…？

「さっきから独り言言っていたからどうしたのかと心配したんだ。大丈夫か？」

そう言われ慌てて、口を手で隠した。

はっずかしい…!！
独り言はなるべくしないように決めたのに…早速いってしまった…。

『すみません、どうも独り言を言ってしまうんです…。』

「そうか、大丈夫だ。気にしてないぞ」

微笑み付きでそう言われ思わず

『あぁありがとうございます…！』

勢いよく体を前に動かしてしまった。

ﾄﾞﾝｯ

『あ、すみません…』

「あ"？」

あぁ、僕は運が悪いのだろうか、

『ｱﾊﾊ……、かっちゃんか。ごめんね、ぶつかって。』

ぶつかった相手がかっちゃんだなんて。

「緑谷、大丈夫か？あんたも。」

また心配してくる織田さん、嬉しいけど…嬉しいけど！！

絶対にかっちゃんに怪しまれる…!!!!!

「ﾁｯｯ……」

かっちゃんらしく舌打ちをし、何もなかったかのようにかっちゃんはそのまま前に行ってしまった。

「あいつ、緑谷の知り合いか？」

かっちゃんの後ろ姿を見て織田さんは言った。

『はい、まぁ…同じクラスメイトです。』

友達とは言えない僕とかっちゃんの関係、
幼なじみと言えば幼なじみだけど……

なんか、………なぁ…

明日の学校行きづらい！！！