マシュマロ14個 ページ15
「だめ？」
そう伊藤くんに聞くと、顔をゆるゆるにしてダメじゃないよぉ！と言ってくれた。もうだいぶ眠気は無くなったけど、あまりに伊藤くんのとこが良すぎて離れられない。温もり最高。
理子ちゃんが不満そうな顔でこっちを見てるから、後で理子ちゃんもやって！っと頼むと凄い勢いで頷いてくれた。首もげそう。
「伊藤くん道着似合うね〜？」
「はぅっ！ほんと？似合う？」
そんな感じでふわふわと会話をしていると、三橋くんが入ってきた。あれ、帰ったんじゃなかったっけ？
ちらっとこっちを見て三橋くんはビーバーみたいな顔したあと、気を取り直して理子ちゃんに自分と交代するように迫った。
理子ちゃんは三橋くんに負けて、結局三橋くんが出るらしい。
「理子ちゃん大丈夫？」
「ん、平気よA。三橋くんは強いね。これなら道場破りも...」
理子ちゃんが少し嬉しそうに言う。これで完璧なメンバーが揃った！と安心していると、三橋くんがものすごい速さで私のとこにくる。
「伊藤ォォォ！！てめぇ！なにAちゃんと親密になってんだよ！！」
「はぁ？Aちゃんから来たんですぅ！ねぇAちゃん！」
「う、うん。伊藤くんのとこ温かいから...」
三橋くんは私の手を引き、自分のとこに座らせる。伊藤くんとはまた違った温かさといい匂いがした。
「俺もあったかいから、ね？ここにいよ？」
「てめぇ！Aちゃん取るんじゃねぇよ！！」
「ちょっと！Aは私のよ！いつあなた達のものになったの！？」
伊藤くんと三橋くんにそれぞれ手を引っ張られ困っていると、なぜか理子ちゃんも加わってきた。
「Aさん！良かったらこの今井の所へ来てください！この今井のところへ！！」
「黙れ今井ィ！てめぇはちげぇだろ！」
今井くんまで混じってきて三橋くんに飛び蹴りされている。混乱していると谷川くんが助けてくれた。唯一の常識人だ...。
「あ、ありがとう、谷川くん。」
「大丈夫だった？ほらマシュマロ落ちたよ。」
ポッケに入ってた個装のマシュマロを拾ってくれる谷川くん。お礼に1つあげると、可愛らしく笑ってくれた。かわいい。
2人で平和にマシュマロを食べていると、それに気づいた4人が今度は谷川くんを巻き込んで騒ぎ始めた。
「あれ、あれだね！白咲は随分と好かれているんだね！」
「椋木先生...あれ止めてくださいよ〜。怪我しちゃいますよ？」
「青春って良いよな...俺も入ってこようかな」
「え...」
続く (更新停止中)
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葉紅(プロフ) - もう更新しないんでしょうか？すごく面白いので続きが見たいです。更新楽しみにして待っています！ (2020年9月23日 22時) (
レス) id: 915a610475 (このIDを非表示/違反報告)
もっち - こるくるるさん» マシュマロ好きなので嬉しいです笑 ぜひ握手させてもらいます笑 (2018年11月25日 10時) (レス) id: 8c64e56018 (このIDを非表示/違反報告)
こるくるる(プロフ) - もっちさん» マシュマロの柔らかさの手です！握手してあげてください(笑) (2018年11月25日 7時) (レス) id: 1d812b25b2 (このIDを非表示/違反報告)
もっち - 夢主ちゃんが可愛いです…握手したくなりました(( (2018年11月25日 1時) (レス) id: 7c156f0b25 (このIDを非表示/違反報告)
こるくるる(プロフ) - ま ゆ 。さん» 夢主ちゃん可愛いですよね！（親バカ）マシュマロ系夢主ちゃんもっと好きなってくださいね！ (2018年11月24日 9時) (レス) id: 1d812b25b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こるくるる | 作成日時：2018年11月23日 15時
