betrayal

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洗濯物をして干して , さっきのうどんのお鍋と取り皿とかその他の溜まった洗い物を洗う 。









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玲於くんの冷えピタを変えに玲於くんのいる寝室へ向かう 。



冷えピタを変えて戻ろうとすると , 腕を掴まれる 。






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後ろを向くと玲於くんは寝ている状態で腕を掴んでいる 。





その後に小さく「 A… 」って呼んだ 。









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嬉しかった 。けど思わせぶりだなぁ , 他にもいるくせに 。









『 玲於くん … 寝てるよね 。わたしね玲於くんが浮気してること知ってるんだ 。気付いてないと思ってたでしょ 。まあわたし何にも言わなかったし無理もないね 笑 』




続きを話し始めようとすると 。






玲 「 なにそれ 。」




って玲於くんがじっとわたしを見つめてた 。






でもわたしも負けずにってわけじゃないけど , 話を続けた 。









『 うんとね , 気付いてたの 。玲於くんの浮気に 。帰って来たと思っても , いつも甘い匂いがする上着も , ご飯も食べて来ちゃうし , お風呂はいったと思えばすぐ寝ちゃうし 。




結構 , 事務所でも見るよ 。小川さんとか 。



でもね , 我慢して来たの 。前さ , 帰りが遅くてどうしたのって聞いたことあったじゃん 。


あの時 , すっごい嫌な顔してたの 。』









玲 「 ちがう！あの日はただ疲れてただけ 。」










『 わかってる 。わかってたつもりだったけど , あの時から決めたの 。玲於くんは縛られるのが嫌いだから , 自由にしててあげようって 。



だから , 今までめんどくさいって思われないように , ほどよくいい女演じて来たと思ってた 。けど全然いい女じゃないね 笑






ある人に言われたの 。玲於くんだけが悪いんじゃなくて , なにも言わないわたしも悪いって 。



なんにも返せなかったよ 。

たしかにわたしも , 玲於くんに向き合うとしなかった 。勇気がなかった 。





ごめんね , こんな彼女で 。』









玲 「 まってまた言わないで 。」






なんてこれからわたしが言うこともうわかるみたい 。








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『 玲於くん , わたしと別れてください 。』









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こんな時にごめんね 。








でも ,わたしはもう , 逃げるのやめたよ 。

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