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駅に着くと , まだ秋前だというのに , 金髪にマスクをして完全装備な隼くんがいた 。
わたしは小走りで駆け寄った 。
『 お待たせ 。ごめんね , 少し遅れちゃった 。』
隼 「 待ってないよ!今日のAちゃんめっちゃ可愛いくて心臓が止まりそう 。」
なんてはにかんで言うから照れ隠しで
『 今日のってことはいつものわたしは可愛くないの〜 ?笑 』
なんて冗談ぽく言ったら
隼 「 あ , そっか 。Aちゃんの事いつも可愛いって思ってるよ 。」
って , 予想を上回る事を言うから 。顔が熱くなった 。
隼くんってストレートに気持ち伝えるから , それに対する耐性を持ってないわたしにとっては心臓が痛くなる 。
『 やめて〜 /// 本当にはずかしい 。』
隼 「 照れてる〜 , かわいっ 」
こいつモテる部類の人間だ 。
『 っ//// もういいから , どこに連れてってくれるの ? 』
すぐ話を逸らした 。
隼 「 この近くに美味しい美味しい美味しいカフェあるからそこはいろ 。」
『 美味しいって何回言うの 笑 でも , わたし今ケーキ食べたかったの〜 !! 』
隼 「 ほんとっ? 良かった!じゃあ早速いこ 。」
そのお店に向かう 。
隼 「 そういえばさ〜 。 」
『 ん ? 』
隼 「 今日 , 靴おそろいだね !」
えっ , て思って二人の足元を見ると , 形は違うけど , 同じブランドの靴だった 。
隼 「 今日は , Aちゃんおそろコーデだ 笑 」
『 え〜 , 靴だけでおそろコーデっていうかな〜 ? 』
靴以外はお揃いなところがなかった 。
隼 「 言います〜 !今俺が決めました!! 」
小森ルールですなんて , 言ってきた 笑
そんなたわいもない話をしてたら到着したようで 。
隼くんの足が止まった 。
隼 「 ここで〜す!!! 」
って隼くんが紹介してくれたお店は , 外観は最近できたって感じじゃないけど , とてもレトロな感じで , カフェっていうより喫茶店に近かった 。
『 うわぁ , こんな所にこんないいお店あったんだ〜 。 隼くんすごいね! 』
隼 「 でしょっ!?俺すごいでしょ!? 」
なんて調子にのるから無視してお店に入った 。
そしたらすぐきて , 置いてかないでくだいよ〜なんて嘘泣き 笑
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さぁて , なに食べようかな 。
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しをちゃ(プロフ) - おはようございます!!玲於君好きですがこのお話は隼君オチ希望デス♪更新されるの待ってます!! (2017年11月28日 4時) (レス) id: 391b20b757 (このIDを非表示/違反報告)
愛音 - めっちゃよかったです!ラストは玲於がいいです 笑笑 (2017年10月18日 0時) (レス) id: 43c4d03b73 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - 初コメです!もうなんか胸が締め付けられる感じがします(;Д;)オチは玲於だとありがちなので隼がいいかも…?? (2017年10月2日 21時) (レス) id: e9791eefb7 (このIDを非表示/違反報告)
sugar189(プロフ) - はやとくんメインの探してたらこちらの作品見つけてハマってしまいました!^ ^はやとくんオチがいいです! (2017年9月11日 22時) (レス) id: 4fd99e2877 (このIDを非表示/違反報告)
はれありりゆめ - ハヤトくんオチがいいです!あまり見たことがないので。 (2017年9月10日 9時) (レス) id: 7ae23cc044 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もも | 作成日時:2017年8月29日 23時