ポジティブメーカー 2【SVT】 (ページ2)

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皆が口々に話す中、クプスオッパが口を開く。

SC｢今はお互い協力して犯人を捕まえないと、生きて出られないよ｣

話し合いの中で、Park Jungiのふりをしている奴が犯人ではないかと。
会長に恨みを持ってる人はたくさんいそうだけど、そうなると何人かに絞り込むことが出来る。だけど、他の不審な動きをしている人達は何の目的で？

とにかく、Park Jungiのふりをしている人を探すためにも、Park Jungiの手紙を探そうということになった。
それぞれが部屋を出て散り散りになる中、クプスオッパに再び肩を組まれて廊下へと出る。

SC｢どう思う？｣

｢怨恨の線で間違いないと思います。Park Jungiのふりをしている人が犯人だと一旦仮定すると、副会長は違いますね。ミンギュかジョンハンが怪しいですね、そうなると｣

SC｢俺もそう思う。けど俺は、ジョンハンが一番怪しいも思ってる｣

｢とにかく、まだ決定打に欠けます。もう少し様子見するべきだと思います｣

SC｢そうだな｣

クプスオッパと情報共有していれば、ジョンハニオッパが手紙を見つけたということで集まる。

Park Jungiの手紙の内容はこうだ。

あなたが私にしたように、私もあなたの魂まで引き裂かれる日を指折り数えて待っています。その日まで不幸の中で眠ることを祈っています。

複数枚あった手紙は、全て同じ内容が記されていた。

手紙を読んで、皆が皆怨恨の線で考えているようだった。そして、それはPark Jungiと関わりの深い相手だとも。それって、1人しかいない気がするけど、そんな簡単な話でいいのかな？
ううん、と唸っていれば、ホシに話しかけられた。近くにいたボノニと2人でホシの推理を聞く。ホシもやはりミンギュが怪しいと推理したようだ。

HS｢Park Jungiのふりをしてずっと手紙を送っていたんだよ｣

VN｢なぜ？｣

HS｢なぜなら！Park Jungiの死が無念だったから。私が思うに犯人はPark Mingyuだ｣

｢父親だから？｣

HS｢そう！分かったんだよ、あの事件の真相を｣

私もそう思うけど、決定打に今ひとつ欠けるような気もする。こじつけに近いかもしれないが、それならその関係を知っている人物であればミンギュのせいにする為にわざわざPark Jungiのふりをしていることも可能性としてはある。そして、ミンギュと父親の関係性を知っている人物は何人かいるのだ。