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ダンス部のもう1つのクラスは謎解きゲームをしているらしかった。
中へ入ると、ウォヌとホシが出迎えてくれる。
HS｢ヒョン！来てくれたんですね！｣
中々盛況なようで、お化け屋敷と引けを取らずこちらも行列を成していた。
WN｢これが謎解きの用紙です。別れて入りますか？4人でも可能ですけど｣
JS｢折角だからチーム戦にしない？僕らとハニとAちゃんのさっき別れたグループで、先に謎が解けた方が昼食を奢るっていうルールで｣
ここに来てもジスが気を回してくれたが、ルール自体も中々面白そうだ。
Aも乗り気なようだし、ジスの案に乗ることにする。
今度の謎解きはジス達が先に入ることになり、その間Aはスニョンとウォヌに自己紹介していた。
Aは自分から他人と関わろうとはしないが、人見知りではない。
多分単純に自分の周りにあまり興味がないだけなんだろう。
スニョンがグイグイ話し掛けるのには流石に慣れていないらしく、少し戸惑っているのも可愛い。
JH｢なあ、鍵どこにあるかヒョンに教えてよ｣
俺はといえば、そんなAを見ながらウォヌにAに聞こえないようにひそひそと話し掛けていた。
WN｢ダメです、ちゃんと探してください｣
JH｢よく考えてみろ、向こうは食べ盛りの男2人でこっちは女の子がいるんだ。明らかにヒョンの出費が多い。それにあの子日本人だからゲームに負けてみろ。俺が払うよって言っても多分聞かないぞ。お前ならどうするのが正しいか分かるよな？｣
HS｢どこかに隠してある鍵を見つけてくださいね！ヒントはさっき渡した紙にあります！｣
ざっくりとした説明を受けて中へと入れば、こちらも中々狭い作りになっていた。
乱雑に並べられた机などの備品類に足を引っ掛けないように慎重に進みながら、手元の紙と中を見比べる。
｢あ、あれじゃないかしら？｣
まずは紙に書かれている問題を探しだすのだが、1問目はAが見つけた。
何問か見つけていく内に、そっとAをウォヌに教えてもらった鍵の場所へと悟られないように誘導する。
そうやって順調にこなしていき、外へ出る。
SC｢めちゃくちゃ難しかったのに早かったな｣
｢ジョンハンくんが難しい問題全部解いてくれたから｣
Aのその発言に2人には何をしたのかバレたが、Aがいる手前、また、Aの性格を考慮して黙っててくれた。
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moco(プロフ) - はじめまして。引き込まれて夜中まで一気に読んでました^^;素敵なお話ありがとうございました♪続編もお待ちしています(*^^*) (2021年11月4日 19時) (
レス) @page50 id: b8fe820ef0 (このIDを非表示/違反報告)
しろもち(プロフ) - そのさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけてとても嬉しいです😭貴重なお時間を割いて感想を書いてくださり本当にありがとうございます！ (2021年10月19日 13時) (レス) id: 726cd132f0 (このIDを非表示/違反報告)
その(プロフ) - はじめまして。この作品を読んでとてもあたたかい気持ちになりました。私はジョンハンペンなのですが、切なく儚く恋しい青春の1ページを切り取ったようなこんな素敵な作品に出会えて、大好きなお話がまた一つ増えました。また他のお話も楽しみにしています☺︎ (2021年10月19日 10時) (レス) @page50 id: c07bdef56b (このIDを非表示/違反報告)
しろもち(プロフ) - つな缶の神様さん» 久々に小説を書き、めちゃくちゃドキドキしながら投稿したので、そう言っていただけて嬉しいです！こちらこそ貴重なお時間を使って読んでコメントまで残してくださってありがとうございます！ (2021年10月14日 18時) (レス) id: 726cd132f0 (このIDを非表示/違反報告)
つな缶の神様 - とても続きが気になります！素敵な小説を書いてくださって、ありがとうございます！ (2021年10月14日 18時) (レス) @page8 id: cd2586cfeb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろもち | 作成日時：2021年10月14日 9時
