虚言の魔術師の妹【星のカービィ】 (ページ2)

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【第一章】一話〔何処かの世界〕ページ2

マホロア視点

「お兄ちゃん、おはよ〜。」

マフォリアが眠たそうに起きてキタ。そういえばマフォリアハ朝弱かったッケ。

「オハヨウ。昨日はヨク眠れタ？」

ボクがそう訊くトマフォリアハ笑顔デ

「うん、すぐ寝ちゃった〜！」

と言った。ナンダカンダ言ってマフォリアも虚言癖がアル。この言葉ガ噓じゃなケレバいいケド……。

「……マフォリアハ相変わらず言葉の真意がわからないナァ……。」

「うーんとね……、よくわからない世界にいたんだ〜。」

よくわからナイ世界……？もしや……

「ソレってアナザーディメンションのコト？」

ボクがそう訊くトマフォリアは

「うん、多分そうだったと思う！"あの子"の言ってたことが正しかったらね。」

と意味深な回答をした。マフォリアは疑心暗鬼ダナァ。……あの子ッテ一体誰なんダロウナ。

「あ、あの子っていうのは私と同じその世界に迷い込んじゃった女の子でね、ピンク色の髪だったんだ！可愛かったな〜」

ピンク色の髪の少女……、イカニモマフォリアが好きそうな容姿ダ。

「それで２人でそのアナザーディメンションから抜け出したんだ！スフィアローパーっていう生き物が此処に繋がるゲート？みたいなものを作ってくれたの。その子、すっごく優しかった！」

あまりニモ笑顔で言うカラ少し不安になる。スフィアローパーッテ普通危険な生き物のハズ……。

「エット……言いづらいんダケドさ、ソノスフィアローパーは優しくてモ普通ナラ危険ダカラ絶対にそのスフィアローパー以外ノスフィアローパーに近づいタラ駄目ダヨ。」

ボクは出来るダケマフォリアヲ傷つけナイようにそう忠告シタ。

「うん！わかったよ〜」

本当にわかってるカハ不明ダケドわかってるって信じておコウ。

「ねえねえ、お兄ちゃん。外にいる子達は誰？」

そう言ってマフォリアガ指をさしたのは……カービィ達ダッタ。