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涼介「ほら、Aもそっち行って着替えな」
「あっ、うん」
そう言いながら私に背を向け、器用に着替える彼。
鍛えられた綺麗な背中を見るだけでも恥ずかしくて、急いで自分の着替えを持って浴室に入る。
バタンッ__
扉を閉めると、物音一つない静かな空間に
嫌でも昨日の記憶が蘇る。
やっぱり、聞くべきかな。
昨日のキスは何だったんだろう...
酔っ払っててしちゃったとか?
いや...でも...
.
涼介「おい、まだ?歯、磨きたいんだけど」
扉の外から彼の声。
「あっ、ごめんなさいっ‼」
びっくりして勢いよく扉を開けた。
涼介「っ、あっぶねー、どうした。」
「あっ..いや..」
涼介「なんだ、着替え終わってんじゃん」
「うん..」
涼介「....またその顔、」
「え、?」
涼介「ごめん、昨日の事気にしてる?」
___どうしていつも私の考えている事が分かるんだろう
「大丈夫...気にしてないから..」
涼介「そ..か。
とにかく今日は、Shineにとっても大事な日だから自信持って行けよ?」
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わかってる。
彼は私が自信を持ってステージに立てるように
何もなかったように接してくれている。
今は忘れよう。
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涼愛 - なんか切ない… でも、面白くて好きです!これからも頑張ってください! (2019年10月28日 17時) (レス) id: e053c09d8e (このIDを非表示/違反報告)
モカ(プロフ) - さな様.カコ様 嬉しいお言葉..ありがとうございます(><) (2018年11月27日 23時) (レス) id: a0ccbd45f0 (このIDを非表示/違反報告)
カコ - とてもとても面白いです!!更新頑張ってくださいね〜! (2018年11月27日 19時) (レス) id: 89256e7f39 (このIDを非表示/違反報告)
さな - めっちゃこの小説好きです!これからも更新頑張ってください! 毎日学校から帰ってみるのが私の癒しなんで笑 (2018年11月26日 22時) (レス) id: 7b13139364 (このIDを非表示/違反報告)
モカ(プロフ) - ぬこ様 有難いお言葉ありがとうございます(._.) 今後の更新も楽しみにして頂ければと思います(><) (2018年11月18日 9時) (レス) id: 130367fe9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:モカ | 作成日時:2018年10月27日 1時