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〜玉狛支部〜
『ん〜...』
見覚えのある天井に、なじみのあるベット。
ゆっくり起き上がると、フラっときて頭に痛みが走る。
えーまだ治らないの？しぶといな〜
「おぉ！A先輩やっと気がついたか！」
いつの間にか隣にいた白いモフモフが私を見てそう言った。
『...遊真、いつからそこに？』
「ずっといたぞ、A先輩が起きるまで」
『え、寝ずにずっと？...あ、そーいえばあんた眠れないんだったか』
そう言う私に頷いて、栞を呼ぶ遊真。
「Aー！やっと気がついた！どこも怪我してない？痛いとこない？」
『ハイハイ、私なら大丈夫だから』
過度に心配する栞にテキトーに返す。
「ほんとに体調崩しただけ？でも急に道端で？何で？」
『最近あんま寝てなかったし食べてなかったからかも〜』
好奇心でお酒飲んで潰れたからなんて言えない、言えるわけない。
「 ＝ ԑ ＝ 」
そう言う私を疑いの目で見るヤツが一名。
栞に気づかれないように、一差し指を口の前に持っていくと無言で親指をたてた遊真。
『それより聞きたいことが一つ。私倒れた後の記憶がないんだけど、
ここまで運んでくれたのは誰？』
「犬飼先輩だよ。二ノ宮隊の。」
『...へぇ〜、アイツが』
やっぱりあの声は聞き間違いじゃなかったか。
「ちょ、遊真くん！」
遊真の発言に焦りだす栞。
「別にあっちは口止めするなとは言ってないからいいだろ。
それとも、言ったら駄目な理由が何かあるのか？」
『ううん、別にないよ。教えてくれてありがと。』
大丈夫だからと言うように栞を見ると、落ち着いた表情に戻った。
「道端で気分悪そうにしてたから連れてきたっておぶってきてくれたんだよ？」
『なんで玉狛に？』
「単純に玉狛が近かったからじゃない？」
『なるほど、』
「きつく叱っておけーとも言ってたぞ。偶然居合わせたのが犬飼先輩だったからよかったけど
ひ、ひ...なにか難しい言葉を使っていたな、思いだせんっ」
遊真は話の途中でそう言い、悩み始めた。
「卑猥な考えしかない連中だったらどうなってたか、体調管理くらい自分でしろーって
犬飼先輩言ってたよ」
遊真の代わりに栞がそう伝えてくれた。
うっ...ご最もすぎて何も言い返せない。
だけど、本当になんでそこまでして私を＿＿＿＿
別にほっとけばよかったじゃん、裏切り者の私のことなんか。
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seola(プロフ) - 霧夜さん» そうなんですか！そう言って頂けると書く側として熱意がこもりますね〜笑更新頑張ります！ありがとうございますm(_ _)m (2019年8月6日 21時) (
レス) id: ce41eb2ed5 (このIDを非表示/違反報告)
霧夜(プロフ) - 私の昔と全く同じ展開で、つい自分に当てはめてしまうほど作品に入り込んでしまいます、、笑 更新頑張ってください！ (2019年8月6日 16時) (レス) id: 1bb3c88886 (このIDを非表示/違反報告)
seola(プロフ) - 渚 さん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2019年6月18日 20時) (レス) id: ce41eb2ed5 (このIDを非表示/違反報告)
seola(プロフ) - 襲さん» いつもありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです！ (2019年6月18日 20時) (レス) id: ce41eb2ed5 (このIDを非表示/違反報告)
渚 - 更新頑張ってください (2019年5月20日 22時) (レス) id: cff17be18d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：seola | 作成日時：2019年3月11日 19時
