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言おうかどうか一瞬迷って、それからすぐに「いないよ」と言ったけれど、数秒考えてから「……好きな人は、いる」と言った。人に言っていいわけがないけれど、これならセーフか…？ …しっかし、自分で言っておきながら�犢イ�な人�瓩覆鵑特姥譴�出る方がびっくりした。
「……え？ ナナちゃんが？」
「うん」
「えっ？！ あのナナちゃんが？！ 好きな人！？ えっ？！ 片思いなの？！」
「あー、まあ…」
「誰？！」
「言えないけど。…ちょっと聞きたいことあるんだけどさ、聞いていい？」
彼女なら、しこりの原因が分かるんじゃないだろうかと思った。
「…お、おう…」
「何キャラ？」
「だってちょっと緊張するよ…ナナちゃんプライベートなこと言わないじゃない……」
「言うことないだけだよ。でさ、」
あの日の晩、電話を切った後から何度か考えたのだ。
第一声は『ご飯食べた？』だった。味覚もあんまりないし、食べれるもんだけと答えたあと、『ていうかなんで朝LINEしたとき教えてくれなかったの』と聞かれて、『言っても治らないし』と答えた。ただ、それは別に余計な心配を掛けたいわけでも、ましてや気にかけて欲しいとも思っていなかったからだ。自分の事に専念して欲しいし、こっちのことは気にしないで大丈夫と言いたかったし、そう言ったつもりだった。あーでも、『妬いてる？』っていうのは、少なからず心配してくれてる彼に言う言葉ではなかったなぁ…。思えばその辺から答えづらい質問をされたかもしれない。確かに彼がもし逆の立場だったとして、夜中に電話が掛かってきたって別に迷惑とかは思わないけれど、…あ、それちゃんと言えば良かったかな…。
「…え？ 聞いてる？」
「聞いてるしナナちゃんがポンコツで驚いてる」
なかなかに辛辣な言葉が返ってきて、思わずわたしも絶句した。今までの人生わりとうまくやってきたと思っていたのに、人から�爛櫂鵐灰牒畍討个錣蠅気譴襪箸蓮帖�
「……ちなみにどの辺が？」
「別の男と電話してたくだりをわざわざ話したことも、それに対してテンション下がる相手に余計な事言うところも…ていうか全体的にポンコツすぎてどここら突っ込めばいいのか…見方によっては煽ってるようにも聞こえるし、もっと言えばなんか…えっ、ポンコツな上に結構面倒なんだね？」
「待ってオーバーキルすぎる……」
なかなかどころかかなり辛辣だった。わたしのライフもうゼロですけど。
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れい(プロフ) - 更新ありがとうございます🥹更新通知だけで既ににやけてました、笑何気ない会話かもですけど愛溢れててこっちまであったかい気持ちになります！これ以上すれ違うことないことを願ってます〜 (3月1日 9時) (
レス) @page45 id: 7c9597bb9e (このIDを非表示/違反報告)
ミヤ(プロフ) - masayo_8さん» あっさり終わりました笑 話し合いって大事だよな〜と分かってても上手く出来ないかったりしちゃうんですけどね(^^;)書きながら自分にも言い聞かせておりました笑 いつか変装してデートにでも行くお話もかけたらいいなぁと思っております🥰笑 (1月30日 1時) (レス) id: 176341cee8 (このIDを非表示/違反報告)
ミヤ(プロフ) - れいさん» 喧嘩でもないけど微妙に気まずい雰囲気…耐えられないですよねぇ〜…。共感してもらえて良かったです(*^^*)笑 ストックはそこそこあるんですがなにかと制限がかかってしまい…次はまたお時間がかかりそうなんですが、気長にお待ち頂けると幸いです( ˇωˇ ) (1月30日 1時) (レス) id: 176341cee8 (このIDを非表示/違反報告)
masayo_8(プロフ) - よかった〜🙌なんか、変装してまで会いに来る夢ちゃん、可愛すぎなんですけど〜😍やっぱり、ちゃんとお話しないとダメなんだと勉強になります🤔続きも楽しみにしてます🙌 (1月27日 22時) (レス) @page41 id: be11c96dd8 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - うわぁぁぁ、こういう空気どうして良いかわからんくなる、の気持ちがわかりすぎて感情移入しまくってしまった、、、最近更新頻度高めでめちゃ最高です！ありがとうございます！！ (1月27日 22時) (レス) @page41 id: 7c9597bb9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤ | 作成日時：2023年7月20日 10時
