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「……Aちゃん、その顔いいから」
「ふふっ…ランちゃんはさぁ、元々面倒見悪くないもんねぇ？ でもこうやって自分が先陣切るタイプじゃなかったじゃない？ この三日間、わたしの様子伺ってたよねぇ〜？」
「そこまで分かってて…ハァ…」
「あ、照れてるー」
蘭の顔を覗きこもうとするAに対し、それをさせまいと距離をとる蘭の姿をその場で見ていた参加者は、それまでのAに対するイメージがガラリと変わる。
メディア露出もさほど多くはなく、プライベートな話しをすることも殆ど無い。それ故にクールそう、ミステリアス、などと言われているが実際に挨拶をした時とここ三日間でのイメージはクールというより取っ付き難く、なんなら本人の居ないところで『話しかけにくい』と言っていたのだ。蘭に聞いても『いつもはもっと気さくな人なんだけど…』と言われたがとてもそうとは思えず、美人は怖いと言うがあながち間違ってもねーな、なんて。顔が整っていることも相まって殊更気軽になんて話しかけられなかったのに。
「ナナさん！」
和らいだ雰囲気の中、直哉が声を掛けた。
「んー？ どうしたのナオヤくん」
それまで、必要最低限話し掛けられることも無ければ名前を呼ばれたことも無かった直哉は驚く。だって、��NANA�瓩�当然のように自分の名前を呼んだ。たったそれだけのことだけれど嬉しい。
直哉はAと蘭の間に膝を着いて身を乗り出した。アイツすっげぇ…とみんなが思ったのは言うまでもない。
「僕もナナちゃんって呼んでいいですか？！」
「「「「「「「(アイツすっげぇ…！)」」」」」」」」
距離の詰め方が大胆すぎる。これには蘭も驚いたが、当の本人は至極普通だ。蘭と話をしていた柔らかい雰囲気のまま、しかしはっきりと口にする。
「イヤ」
名前の呼び方を断られると思っていなかったのは聞いた本人はもちろん、蘭もだった。それも、�狢面椨瓩任呂覆��犒��瓩箸呂辰�りとした拒絶。自分は普通に呼んでるし、なんなら許可なんてもらったこともない。けれど、Aがそれについて何か言ったこともなければそう呼んでいるのは自分だけじゃない。
「呼びたきゃうちの人間になってからね。つまりはデビューかな？」
煽るようなその言葉に、直哉はぽかんと口を開けたままだった。
けれど、それまで黙って聞いていた海龍はつい思ったことをそのまま口にする。
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れい(プロフ) - 更新ありがとうございます🥹更新通知だけで既ににやけてました、笑何気ない会話かもですけど愛溢れててこっちまであったかい気持ちになります！これ以上すれ違うことないことを願ってます〜 (3月1日 9時) (
レス) @page45 id: 7c9597bb9e (このIDを非表示/違反報告)
ミヤ(プロフ) - masayo_8さん» あっさり終わりました笑 話し合いって大事だよな〜と分かってても上手く出来ないかったりしちゃうんですけどね(^^;)書きながら自分にも言い聞かせておりました笑 いつか変装してデートにでも行くお話もかけたらいいなぁと思っております🥰笑 (1月30日 1時) (レス) id: 176341cee8 (このIDを非表示/違反報告)
ミヤ(プロフ) - れいさん» 喧嘩でもないけど微妙に気まずい雰囲気…耐えられないですよねぇ〜…。共感してもらえて良かったです(*^^*)笑 ストックはそこそこあるんですがなにかと制限がかかってしまい…次はまたお時間がかかりそうなんですが、気長にお待ち頂けると幸いです( ˇωˇ ) (1月30日 1時) (レス) id: 176341cee8 (このIDを非表示/違反報告)
masayo_8(プロフ) - よかった〜🙌なんか、変装してまで会いに来る夢ちゃん、可愛すぎなんですけど〜😍やっぱり、ちゃんとお話しないとダメなんだと勉強になります🤔続きも楽しみにしてます🙌 (1月27日 22時) (レス) @page41 id: be11c96dd8 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - うわぁぁぁ、こういう空気どうして良いかわからんくなる、の気持ちがわかりすぎて感情移入しまくってしまった、、、最近更新頻度高めでめちゃ最高です！ありがとうございます！！ (1月27日 22時) (レス) @page41 id: 7c9597bb9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤ | 作成日時：2023年7月20日 10時
