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「東雲さん！！」
矢田の声が響く。
今戦えるのは彼だけ。
邪魔そうな目で女は彼を見る。
「矢田！俺の拘束を解け！」
矢田は椿が拘束を解かないようにと言われていたので、他の誰かの拘束を解いていなかった。
しかし、イレイザーヘッドに言われて急いで皆の拘束を解く。
皆が自分に何か出来ないかと駆けていく。
ヒーローになるのだから。
「皆さんダメです！コイツらは！！」
矢田は分かっていた。
普通の力では倒せないと。
しかし、彼の声は届かない
大量な呪霊が無力な人間に襲いかかる。
(ダメだ、間に合わない……！)
矢田は絶望していた。
しかし、大量の呪霊は粉々になって雨のように降り注ぐ。
遥かに洗練された術。
こんなことを出来るのは一人しかいない。
「……小娘を傷つけたのは貴様か？」
「！」
「答えろ」
強烈な殺気に、女は膝をついた。
……宿儺だ。
チラリと横で倒れている椿を見て、苦い顔をする
「あはは…まさか呪いの王が自ら来るなんて……。彼女と縛りでもしてるわけ？…一体どうやって結界を破ったのやら。ま…最強ならそれぐらい朝飯前か……」
(小娘の呪力を奪っているやつは…アイツか……)
宿儺はまず、椿の呪力を奪った呪霊を祓った。
そして、他の呪霊も片っ端から片付けていく。
彼はかなり怒っている。
女は彼の前で呪霊を出すのは無駄だと思い、呪霊を出すのをやめる。
格の違いを見せつけられたのだ。
宿儺が女に近寄る。
「死ね」
宿儺は容赦なく女の首を刎ねた。
しかし無駄であった。
彼女の体は再生していく。
薄っぺらい笑みを浮かべながら、女は宿儺に向き合う。
「……チッ。最近見かけるようになった呪霊共も、貴様が原因か？」
「“半分”はそうかな。詳しくはそこの留学生に聞きなよ。……おっと、そろそろ引き際かな。観客が増えちゃった」
いつの間にかUSJの入り口には、雄英の教師たちが揃っていた。
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夜椿 - 本当に犬○叉っぽく感じてきちゃった！おもしろいです！ (3月14日 7時) (
レス) @page13 id: d279ec966d (このIDを非表示/違反報告)
ハノン(プロフ) - 素敵な作品です、、、！！これから夢主ちゃんがどんなふうに成長するのか楽しみです。 (3月8日 19時) (レス) @page47 id: 1f618da4ab (このIDを非表示/違反報告)
妃夏(プロフ) - MR サナリアさん» 皆様に同じ返しになってしまうのでコメント返しは控えていたのですが、一応返させていただきますね。誤字だとは思ってましたが、わざわざ訂正ありがとうございます。そう言っていただけて嬉しい限りです。これからもよろしくお願いします…！ (2月29日 21時) (レス) id: f1fc2f5254 (このIDを非表示/違反報告)
MR サナリア(プロフ) - 今見たけど…髪小説じゃなくて神小説です。 (2月29日 21時) (レス) @page20 id: bd9c6547a2 (このIDを非表示/違反報告)
MR サナリア(プロフ) - あぁ。ただの天才が髪小説を書いているだけだ。←褒めてます。 (2月28日 16時) (レス) @page15 id: bd9c6547a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：妃夏 x他1人 | 作成日時：2024年2月25日 12時
