人は変わる ページ43
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やはり呪霊の数が多い。
あの女が出してるに違いない。何処にいる？
「呪霊が来る方向を目指すんじゃ」
「！」
そっか、呪霊の発生源があの女だとしたら、呪霊たちが来た方向にあの女がいる可能性が高い。
道中の呪霊を倒しつつ、前に進む。
すると、聞いたことがある笑い声が聞こえた。
「あはは。本当に来るなんて。馬鹿みたい」
小さい店の上で、足を組んで私を見下ろす女。
虫酸が走る。
「あら、今回は一人じゃないのね。……玉藻前かしら？呪いの王はどうしたわけ？あぁ、もしかして嫌われた？」
「宿儺はたまたまいないだけ」
「あっそう。面白くないわね。嫌われてた方が面白かったのに」
嫌い、という言葉を何度も出さないでほしい。
何故宿儺が私のことを嫌いになるのだ。
意味がわからない。
「にしても、何で宿儺を好きになるか分からないなぁ。だって彼、所詮は人殺しとなんら変わりないでしょ？」
私の心臓がドクリと脈打った。
昼間の宿儺の問いが私の脳裏に駆ける。
動揺しては駄目だ、東雲椿。
今はこの女をどうにかするのが先だ。
「何で人殺しなんて愛せるわけ？私なら、愛せないわ。愛するってことは、その人のダメな部分も受け入れるってことでしょ？……人殺しを肯定なんて絶対出来ないわ。貴方はそんな人を愛するなんて、イカれているわね」
「黙れ！」
私の気持ちが否定されたような気がした。
宿儺を愛するな、と言われている気がした。
不愉快、不愉快、不愉快だ！！
宿儺はこの世界に来てから誰も殺してない。
＿＿＿過去は？
＿＿＿過ぎ去ったことは許されるの？
＿＿＿失われた命はどうでも良いの？
＿＿＿私は、人殺しを肯定するの？
＿＿＿ねぇ、貴方は本当に宿儺のことを愛せる？
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夜椿 - 本当に犬○叉っぽく感じてきちゃった！おもしろいです！ (3月14日 7時) (
レス) @page13 id: d279ec966d (このIDを非表示/違反報告)
ハノン(プロフ) - 素敵な作品です、、、！！これから夢主ちゃんがどんなふうに成長するのか楽しみです。 (3月8日 19時) (レス) @page47 id: 1f618da4ab (このIDを非表示/違反報告)
妃夏(プロフ) - MR サナリアさん» 皆様に同じ返しになってしまうのでコメント返しは控えていたのですが、一応返させていただきますね。誤字だとは思ってましたが、わざわざ訂正ありがとうございます。そう言っていただけて嬉しい限りです。これからもよろしくお願いします…！ (2月29日 21時) (レス) id: f1fc2f5254 (このIDを非表示/違反報告)
MR サナリア(プロフ) - 今見たけど…髪小説じゃなくて神小説です。 (2月29日 21時) (レス) @page20 id: bd9c6547a2 (このIDを非表示/違反報告)
MR サナリア(プロフ) - あぁ。ただの天才が髪小説を書いているだけだ。←褒めてます。 (2月28日 16時) (レス) @page15 id: bd9c6547a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：妃夏 x他1人 | 作成日時：2024年2月25日 12時
