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だが、呪術廻戦に呪霊操術を使えるのは夏油しかいない。
あちらでも原作が改変されてるのか、なんなのか。
「ていうか、伏黒くん大丈夫かしら。衣食住の食住？確保出来てるのかしら」
「心配だというのなら、俺が見てくるが」
「戦闘始まるだろうから却下。それに……」
「それに？」
それに、伏黒くんに興味持たれても困る。
いゃまぁ、宿儺が原作で伏黒くんに興味を示したのは、五条先生に勝つ為に必要だっただけであって、そういうなんか特別な意味はないとは分かっているんだけど……。
宿儺が伏黒くんに着いて行かれたら困る。悲しい。
「やはりオマエは面白い」とか言って、伏黒くんの所に行って、私をほったらかしにされるのは嫌である。
避けたい。
何としてでも回避！
「それに、なんだ？」
「！あぁ、それに……」
言えるかアホ！！！
こんな重い気持ちを！
とりあえず、適当に言っておこう。
「私が伏黒くんと接触した方がいいかなぁ、って。おそらくあの時、私が何者なのか気になっただろうし、私も伏黒くんと話してみたいし…Win-Winかなって」
「……」
あ、あれ？なんか宿儺の機嫌が悪い気がする。
嘘ついたのがバレた？
すると、宿儺は手に持っていた酒の入った盃を勢いよく飲み干した。
私の腰に手を回し、グッと自身に引き寄せる。
そして私の顎を持ち上げた。
ほんの一瞬の出来事で、私も頭が回らない。
微かに鼻をくすぐる酒の匂い。
「伏黒恵より、俺の方が格好良い」
「……？そうだね」
「……オマエは俺のだ。他の男に興味を示すな」
そのセリフを聞き、私の顔は熱くなる。
宿儺の真っ直ぐとした視線にドキドキする。
そ、そういうことか…
「ご、ごめん。……伏黒くんに宿儺を取られたくないから、嘘ついた。ごめん……」
「は……？」
「だって！宿儺、やけに伏黒くんに興味示してなかった？」
私がそう言うと、何か思い出しているようだった。
すると何のことか思い出したのか、「そういうことか」という顔をしていた。
「俺はオマエの元を離れるつもりはない」
「うん。私もだよ」
流れるようにキスをされる。
貪られるように何度も唇を重ねられる。
「……酔ってる？」
「オマエにな」
「っ！？」
最強の呪いの王の愛は、最強に強い。
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夜椿 - 本当に犬○叉っぽく感じてきちゃった！おもしろいです！ (3月14日 7時) (
レス) @page13 id: d279ec966d (このIDを非表示/違反報告)
ハノン(プロフ) - 素敵な作品です、、、！！これから夢主ちゃんがどんなふうに成長するのか楽しみです。 (3月8日 19時) (レス) @page47 id: 1f618da4ab (このIDを非表示/違反報告)
妃夏(プロフ) - MR サナリアさん» 皆様に同じ返しになってしまうのでコメント返しは控えていたのですが、一応返させていただきますね。誤字だとは思ってましたが、わざわざ訂正ありがとうございます。そう言っていただけて嬉しい限りです。これからもよろしくお願いします…！ (2月29日 21時) (レス) id: f1fc2f5254 (このIDを非表示/違反報告)
MR サナリア(プロフ) - 今見たけど…髪小説じゃなくて神小説です。 (2月29日 21時) (レス) @page20 id: bd9c6547a2 (このIDを非表示/違反報告)
MR サナリア(プロフ) - あぁ。ただの天才が髪小説を書いているだけだ。←褒めてます。 (2月28日 16時) (レス) @page15 id: bd9c6547a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：妃夏 x他1人 | 作成日時：2024年2月25日 12時
