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「職場体験、お父さんのところにしたんだって？凄い喜んでたわよ」
「まぁ、一番安心出来るところだからね」
明日はついに職場体験である。
「……お父さんに説明しといたわ。椿が置かれている今の状況を」
「そう……」
母と夕飯を食べながらそんな話をする。
母と二人きり。
父はヒーロー殺しの件でしばらく家に帰ってきていない。
忙しいだろうから、鞍馬を返そうとしたが断られた。
私の身の方が大事だと。……これも愛の一つなのかな。
「気をつけてね」
「うん」
ご飯を食べ終え、縁側を歩いていると、月見酒をしている宿儺がいた。
そういえば聞きたいことがあったんだっけ。
私は宿儺の隣に座る。
「宿儺、ちょっと良い？」
「なんだ」
「……伏黒くんの件なんだけど」
これに関してはちゃんと話し合った方が良いだろう。
彼に出会って、少し時間も経った訳だし。
「彼がここにいる理由って、やっぱり扉が原因なのかな」
「それ以外に来る方法が無いだろう。それよりも、何故こっちに来たかが問題だ。俺を探しに来た、って訳ではなさそうではあるが」
何をしにこっちの世界に来たのか。
宿儺が虎杖くんの中から消えたから探しに来たというわけではない。
……ていうか、宿儺はこっちでもう10年近く過ごしている。
それに比べて伏黒くんは、まだ高校生ぽかったぞ？
向こうの世界と、こちらの世界の時の流れが違う……？
いやいや、それよりも何故この世界に来たかを考えるべきだ。
扉が原因と考えると……あ、うーん……五条先生あたりに無茶振りされて来たという線が濃厚な気がするけど、どうなんだろう。
あの人のことだから、やりそうな気がするのだが。
どうせ、「なんか変な扉が現れたから、調査してきて〜」とか言って……
伏黒くん相手にそれぐらいの任務ぐらいなら任せるであろう。
「流石に小娘でも答えは浮かんでいるだろ」
「まぁ。うん」
「この世界自体が、異形と呼ばれるものがいない平和な世界ゆえ、あちらには害はないだろうが、念の為にと調査させられているのだろう」
「やっぱりそれしかないよね。変な扉が現れたら警戒するもんね」
こっちには害となる未知な生命体はいない。
しかし、あちらの世界には存在する。
どちらかと言えば、被害はこちらの方が大きいのだろう。
……あの女も扉から来たのだろうか
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夜椿 - 本当に犬○叉っぽく感じてきちゃった！おもしろいです！ (3月14日 7時) (
レス) @page13 id: d279ec966d (このIDを非表示/違反報告)
ハノン(プロフ) - 素敵な作品です、、、！！これから夢主ちゃんがどんなふうに成長するのか楽しみです。 (3月8日 19時) (レス) @page47 id: 1f618da4ab (このIDを非表示/違反報告)
妃夏(プロフ) - MR サナリアさん» 皆様に同じ返しになってしまうのでコメント返しは控えていたのですが、一応返させていただきますね。誤字だとは思ってましたが、わざわざ訂正ありがとうございます。そう言っていただけて嬉しい限りです。これからもよろしくお願いします…！ (2月29日 21時) (レス) id: f1fc2f5254 (このIDを非表示/違反報告)
MR サナリア(プロフ) - 今見たけど…髪小説じゃなくて神小説です。 (2月29日 21時) (レス) @page20 id: bd9c6547a2 (このIDを非表示/違反報告)
MR サナリア(プロフ) - あぁ。ただの天才が髪小説を書いているだけだ。←褒めてます。 (2月28日 16時) (レス) @page15 id: bd9c6547a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：妃夏 x他1人 | 作成日時：2024年2月25日 12時
