初めてのでーと ページ31
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「俺に付き合え」
と言われた振替休日。
そういえば宿儺のお願いなんか聞くって言っちゃってたな。
仕方ない、出かける準備でもするか。
「なに、椿ちゃんはデートか？」
「うーん、デートではないと思います」
九尾様に声をかけられた。
そもそも宿儺はデートという言葉を知っているのか？
私がふと考えていると、九尾様の部屋に引き摺り込まれる。
え、なになに。
「どうせ若造は着物であろう。椿ちゃんにうってつけな着物があるぞ」
え、まさか…私に着物を着させるつもり……！？
宿儺待たせてるんだけど！？
しかし、九尾様は着物の着付けは慣れているのかそこまで時間はかからなかった。
髪も綺麗にセットしてもらい、やっと部屋から解放されたのだった。
なんか、これだけで疲れた。
「宿儺お待たせ」
「おそ…い……」
宿儺が私の姿を見て固まってしまった。
これは、どっちだ？
すごく似合っていて固まっているのか、それとも絶望的に似合ってなくて固まっているのか。
「随分と雰囲気が変わったな。……似合っているぞ」
少し照れくさそうに、宿儺がそう言った。
そういう反応されると、こっちまで照れくさい。
その時、私の肩に手が乗る。
「元が良いからの。こんな可愛い椿ちゃんのデート出来るなんて、若造は贅沢者じゃな」
「きゅ、九尾様っ！？」
だからデートじゃないってば！
宿儺も「はあ？」という顔をしている。
ほら、やっぱりデートとは思ってないじゃんか。
「さっさと行くぞ。時間が無い」
「はいはい。…行ってきますね」
九尾様に挨拶して、私は宿儺に着いていく。
・・・時間が無いって言うけど、どこに行くんだろ？
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夜椿 - 本当に犬○叉っぽく感じてきちゃった！おもしろいです！ (3月14日 7時) (
レス) @page13 id: d279ec966d (このIDを非表示/違反報告)
ハノン(プロフ) - 素敵な作品です、、、！！これから夢主ちゃんがどんなふうに成長するのか楽しみです。 (3月8日 19時) (レス) @page47 id: 1f618da4ab (このIDを非表示/違反報告)
妃夏(プロフ) - MR サナリアさん» 皆様に同じ返しになってしまうのでコメント返しは控えていたのですが、一応返させていただきますね。誤字だとは思ってましたが、わざわざ訂正ありがとうございます。そう言っていただけて嬉しい限りです。これからもよろしくお願いします…！ (2月29日 21時) (レス) id: f1fc2f5254 (このIDを非表示/違反報告)
MR サナリア(プロフ) - 今見たけど…髪小説じゃなくて神小説です。 (2月29日 21時) (レス) @page20 id: bd9c6547a2 (このIDを非表示/違反報告)
MR サナリア(プロフ) - あぁ。ただの天才が髪小説を書いているだけだ。←褒めてます。 (2月28日 16時) (レス) @page15 id: bd9c6547a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：妃夏 x他1人 | 作成日時：2024年2月25日 12時
