怒りの矛先は ページ4
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とりあえず、みんなのところに呪霊は行かせない。
呪霊の肉片がぼとりと落ちる。
キリがない
どれほどのストックを貯めているのやら。
「必死だねぇ」
「っ……」
こういうのは、主を叩いた方が早いか。
私は素早く彼女の目の前に迫る。
しかし、横から呪霊が突っ込んでくる。
うじゃうじゃと……ゴキブリか何か？
「隙を作りすぎだよ」
まずい！私の視線の先には呪霊がみんなのところへ一目散に向かっている。
みんなを安全なところに送った方がいい。
「無駄だよ。特殊な結界貼ったから」
確かに弾かれる感覚がした。
このままでは、被害が出てしまう。
私のせいで。
その時、まばゆい光が見える。
「は……？」
「え……？」
あれは、矢田くん？
拘束を解いて、呪霊を倒したのか？
どういうこと？
とりあえず、一旦私はみんなの元へと戻る。
安全を確保したい。
「いゃー、魔法の聖典も役にたちますね！」
「……」
魔法なのか聖典なのかはっきりしてくれ。
いやいやそれよりも、今は猫の手も借りたいぐらいなんだ。
「矢田くん、悪いけど倒し損ねてこっちに向かってくる呪霊をお願い。あと、下手にみんなの拘束を解かないで。下手したら…死ぬから」
「わかりました」
「……君、何者？」
「あぁ、祖母が呪術師なんですよ」
いるんだ、この世界に呪術師って。
とりあえず、大量の呪霊を片付けなければ。
「チッ…何者だ……」
女の前に戻ればそんなことをぼやいている。
矢田くんの登場で少々焦っているようだ。
だが、呪霊が沢山いるのは変わらない。
一気に片付けないとらちが明かない。
＿＿＿使えるのか、私に。
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夜椿 - 本当に犬○叉っぽく感じてきちゃった！おもしろいです！ (3月14日 7時) (
レス) @page13 id: d279ec966d (このIDを非表示/違反報告)
ハノン(プロフ) - 素敵な作品です、、、！！これから夢主ちゃんがどんなふうに成長するのか楽しみです。 (3月8日 19時) (レス) @page47 id: 1f618da4ab (このIDを非表示/違反報告)
妃夏(プロフ) - MR サナリアさん» 皆様に同じ返しになってしまうのでコメント返しは控えていたのですが、一応返させていただきますね。誤字だとは思ってましたが、わざわざ訂正ありがとうございます。そう言っていただけて嬉しい限りです。これからもよろしくお願いします…！ (2月29日 21時) (レス) id: f1fc2f5254 (このIDを非表示/違反報告)
MR サナリア(プロフ) - 今見たけど…髪小説じゃなくて神小説です。 (2月29日 21時) (レス) @page20 id: bd9c6547a2 (このIDを非表示/違反報告)
MR サナリア(プロフ) - あぁ。ただの天才が髪小説を書いているだけだ。←褒めてます。 (2月28日 16時) (レス) @page15 id: bd9c6547a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：妃夏 x他1人 | 作成日時：2024年2月25日 12時
