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「というか、東雲少女、準備はしなくても良いのかい？」
「え！もうそんな時間！？」
オールマイトに指摘されて私はダッシュで戻る。
準決勝の相手はかっちゃんだ。
場内にお互い向き合う。
……まさかかっちゃんを叩きのめす時が来るなんて。
「START‼︎」
分かっている。君のことは。
最初っから強烈な爆発をお見舞いしてくることは。
私に隙が出来るとしたら僅か最初の時間だけ。
だけど、悪いけどそんなんで怯んだりしないよ。
割とタフだからね。
私はかっちゃんを場外に殴り飛ばした。
……気絶している。
加減を見誤ったようだ。
失格になったらどうしよう。
しかし、審判は私の勝ちだと宣言をした。
私は、決勝戦へと駒を進めた。
しばしの小休憩。
控え室の扉が勢いよく開いた。
「宿儺？どうしたの？」
「一位になるよう言いに来た。絶対に負けるな」
「なにそれ？勿論だよ」
もしかしたら応援しにきてくれたのかな。
素直に頑張れって伝えるのが恥ずかしいのか？
…あ、そうだ。
私は宿儺に近づく。
そして私は宿儺の口端にキスをした。
宿儺が唖然としている。
「頼んでもやってくれなさそうだから、勝利のおまじないいただいていくね」
私は宿儺を置いて控え室を出ていく。
口を手で覆う。
やっておいて後から恥ずかしくなるのは無しだろ…私……
・・・流石に唇には出来なかった。
決勝戦。
相手は轟くんだ。
ストーリーが歪んだかと思っていたが、どうやら轟くんは、デクくんに自分の生い立ちを話したようだ。
けど、私に対して炎を使ってくるかは謎だ。
いゃ、使ってこないだろう。
試合開始の合図。
一瞬で氷の壁が出来るのと同時に私は氷を切り刻んだ。
氷の障壁が邪魔だ。
やるか……
「開(フーガ)」
しばらく使っていなかったから、使えないかなとか思ったけど使えるようで良かったか。
相変わらず綺麗な炎である。
私は構える。
……死なないよね？
私は矢の形にして放った。
轟くんが一瞬で出した氷とぶつかった。
途端に爆風が起きる。
まずい吹き飛ばされる！
抵抗する術もなく、私は勢いよく壁に叩きつけられた。
負けたのか……？
しかし、煙が消えると、轟くんも壁に叩きつけられたのが分かる。
これは…どっちが勝ちだ？
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夜椿 - 本当に犬○叉っぽく感じてきちゃった！おもしろいです！ (3月14日 7時) (
レス) @page13 id: d279ec966d (このIDを非表示/違反報告)
ハノン(プロフ) - 素敵な作品です、、、！！これから夢主ちゃんがどんなふうに成長するのか楽しみです。 (3月8日 19時) (レス) @page47 id: 1f618da4ab (このIDを非表示/違反報告)
妃夏(プロフ) - MR サナリアさん» 皆様に同じ返しになってしまうのでコメント返しは控えていたのですが、一応返させていただきますね。誤字だとは思ってましたが、わざわざ訂正ありがとうございます。そう言っていただけて嬉しい限りです。これからもよろしくお願いします…！ (2月29日 21時) (レス) id: f1fc2f5254 (このIDを非表示/違反報告)
MR サナリア(プロフ) - 今見たけど…髪小説じゃなくて神小説です。 (2月29日 21時) (レス) @page20 id: bd9c6547a2 (このIDを非表示/違反報告)
MR サナリア(プロフ) - あぁ。ただの天才が髪小説を書いているだけだ。←褒めてます。 (2月28日 16時) (レス) @page15 id: bd9c6547a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：妃夏 x他1人 | 作成日時：2024年2月25日 12時
