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しばらくして、上位42名が揃った。
やはりヒーロー科の入試を勝ち取っただけのある。
全員、ヒーロー科の生徒だ。
……ちょっと、原作と違うけど…いっか。
第2種目が発表される。
確か騎馬戦だっけ？
組む人探さないとだな。
そして、先ほどの順位でのもらえるポイントが発表される。
デクくんの顔が青ざめているのが分かる。
だから一位になるのは避けたかったのだ。
そういえば、ポイントが高すぎて組む相手を見つけるのに苦労してたな。
「出久くん、良ければ組まない？」
私がそう声をかけると、滝のように涙を流した。
するとお茶子ちゃんもデクくんに声をかけ、またしてもデクくんは滝のように涙を流したのであった。
その後、常闇くんを仲間に加えて、グループが出来上がった。
「相談なんだけど、私たちは別にハチマキを取りに行く必要はないわけ。“守れば”良いんだから。だから、戦略は私に任せてくれない？」
「えっと、どうするの？」
「＿＿私がみんなを牽制する」
勝つ算段はついている。
ちょーと可哀想だが、これが一番であろう。
試合開始3秒前。
皆が私たちを見る。
獲物を狙う目。
開始の合図。
ごめんよ、みんな。
宿儺の圧倒的強者のオーラで相手を牽制する。
皆、一歩も動けないでいた。
会場が騒つく。
ミッドナイト先生に悪質だと判断されるかしら。
チラリと彼女を見るが、彼女もこのオーラにやられているみたいだ。
(や、やりすぎたか……)
少しだけオーラを調節する。
みんな動けるレベルにはなったようだが、誰も私たちには近づいてこなかった。
所詮、人間も動物。
頭では取りに行こうと思っても、本能がそれを拒否している。
15分などあっという間。
上位4チームが決まった。
ゆっくりと騎馬を崩していく。
途端にお茶子ちゃんがへなへなっと座り込む。
私は慌てて声をかける。
「だ、大丈夫！？」
「うん……。椿ちゃんのオーラが凄くて……。なんか終わったからか、安心して腰が抜けちゃった」
「確かに凄かったね……。味方なのに、敵かと思った……」
デクくんと常闇くんは割と大丈夫そうだけど、やっぱり女の子には強すぎたか。
私はめちゃくちゃ彼女に謝った。
ほんとにごめん。
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夜椿 - 本当に犬○叉っぽく感じてきちゃった！おもしろいです！ (3月14日 7時) (
レス) @page13 id: d279ec966d (このIDを非表示/違反報告)
ハノン(プロフ) - 素敵な作品です、、、！！これから夢主ちゃんがどんなふうに成長するのか楽しみです。 (3月8日 19時) (レス) @page47 id: 1f618da4ab (このIDを非表示/違反報告)
妃夏(プロフ) - MR サナリアさん» 皆様に同じ返しになってしまうのでコメント返しは控えていたのですが、一応返させていただきますね。誤字だとは思ってましたが、わざわざ訂正ありがとうございます。そう言っていただけて嬉しい限りです。これからもよろしくお願いします…！ (2月29日 21時) (レス) id: f1fc2f5254 (このIDを非表示/違反報告)
MR サナリア(プロフ) - 今見たけど…髪小説じゃなくて神小説です。 (2月29日 21時) (レス) @page20 id: bd9c6547a2 (このIDを非表示/違反報告)
MR サナリア(プロフ) - あぁ。ただの天才が髪小説を書いているだけだ。←褒めてます。 (2月28日 16時) (レス) @page15 id: bd9c6547a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：妃夏 x他1人 | 作成日時：2024年2月25日 12時
