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「表向きは皆でヴィランを退けた、ということになっておるのに、椿ちゃんが一人で片付けたという噂が出回っておる」
確かによく考えてみるとおかしいのか？
A組のみんなと先生たちしか知らない事実。
先生たちが情報を漏らすことはないだろう。
実際、原作でも内通者は生徒だった。
だが、今“彼”はいない。
じゃあ誰が情報を流したのだ？
「まぁ、内通者じゃなく、A組を陥れたいやつの仕業かもしれないし、外部犯という可能性もある」
「……」
内通者の候補。
一番怪しいのは矢田くんだよな。
原作にはいないキャラだし。
だが、それじゃあ事件の時の行動に矛盾が生じる。
それに、あの女は本当に矢田くんを“予想外の存在”として見ていた。
……色々と問題が山積みである。
「ちなみに、九尾様的にはもう予想が立っているのですか？」
「まだ予想に過ぎないぞ。……茉莉花ちゃんを怪しいとは思っておる」
私はその名前を聞いて驚いた。
何故？理由が見つからない。
……いゃ、どこかで恨まれていてもおかしくはないのか
親戚という関係、そして同い年。
あの女が私の情報を手に入れる手段にはなる。
USJに行くことだって、茉莉花ちゃんなら先生の心の声を読んで知ることが出来る。
信じたくはないが、怪しいと睨んで良いのだろうか、
「まぁ、日々用心することに越した事はない。妾たちがいる故安心せい」
「はい」
私は一礼して九尾様の部屋を去った。
……ちょっと宿儺とも話そうかな。
私は宿儺の部屋の前に来た。
「宿儺いるー？」
私が声をかけると、中から返事が聞こえた。
扉を開けると、本を読んでいたのか、かなりだらけている。
「何用だ？」
「ちょっと話したいことがあって」
「……まぁ座れ」
隣に座るように促される。
お言葉に甘えて私は宿儺の隣に座る。
「で、話とはなんだ」
「さっきね、九尾様が私の高校に内通者がいるんじゃないかって話をしたの。それで茉莉花ちゃんが怪しいんだって。あ、覚えてる？覚の主の…」
「覚えている」
「ちょっと、衝撃受けちゃって……」
沈黙が続く。
こんなこと言われても、反応に困るよな……。
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夜椿 - 本当に犬○叉っぽく感じてきちゃった！おもしろいです！ (3月14日 7時) (
レス) @page13 id: d279ec966d (このIDを非表示/違反報告)
ハノン(プロフ) - 素敵な作品です、、、！！これから夢主ちゃんがどんなふうに成長するのか楽しみです。 (3月8日 19時) (レス) @page47 id: 1f618da4ab (このIDを非表示/違反報告)
妃夏(プロフ) - MR サナリアさん» 皆様に同じ返しになってしまうのでコメント返しは控えていたのですが、一応返させていただきますね。誤字だとは思ってましたが、わざわざ訂正ありがとうございます。そう言っていただけて嬉しい限りです。これからもよろしくお願いします…！ (2月29日 21時) (レス) id: f1fc2f5254 (このIDを非表示/違反報告)
MR サナリア(プロフ) - 今見たけど…髪小説じゃなくて神小説です。 (2月29日 21時) (レス) @page20 id: bd9c6547a2 (このIDを非表示/違反報告)
MR サナリア(プロフ) - あぁ。ただの天才が髪小説を書いているだけだ。←褒めてます。 (2月28日 16時) (レス) @page15 id: bd9c6547a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：妃夏 x他1人 | 作成日時：2024年2月25日 12時
