気づくのが遅すぎた ページ13
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暇である。
家から一歩も出れないなんて、暇である。
私は無事に退院した。
もう既に雄英は普段通りに授業をしているはずなのだけど、私の身の安全のために家にいる。
暇つぶしのために、スマホでゲームとか考えたが、未だ持ち物は雄英高校に置きっぱなしだ。
宿儺も散歩に行ってしまったし、一人は暇だ〜
「暇そうじゃの」
「九尾様！なんでここに？」
ひたすらに畳の上でゴロゴロしていたら、九尾様に顔を覗き込まれる。
そういえば、九尾様に謝らなければ。
「もらった耳飾り…壊されちゃいました……。すみません」
「良い良い。椿ちゃんが気にすることではない。ほれ、また新しく作った」
「また壊しそう…」
「壊したらまた作るから大丈夫じゃ」
九尾様が私の右耳にイヤリングをつける。
左耳に手をかけたところで、私の左耳たぶの形が歪なことに気づいたようだった。
「ふむ…着けるのは難しいか。パーツを小さくすればいけるか……？」
「右耳だけで大丈夫ですよ」
「じゃが……まぁ、良いか」
何かあるのだろうか？
やはり左右しないと効果が発揮しにくいのだろうか。
「そういえば、九尾様何故こちらに？」
「あぁ。お主の護衛の件を受けてな。しばらくこっちにいることになった」
「え？」
なにそれ！そんな話聞いてない！
詳しく聞くと、宿儺、鞍馬、九尾様で私のことをしばらく護衛することになったらしい。
まさかの3人体制……
雄英高校はこれを承諾したらしい。
「若造は自分一人で十分とか言ったのじゃがな、龍介がそれを許さなかったんじゃ」
「……そもそも、仮に私が襲われたとして…相手は九尾様たちにとって未知の生物ですけど大丈夫なんですか？」
呪霊なんて今まで関わりなんてなかっただろう。
ましては、呪術を使えないのに倒せるのだろうか？
「何を言っておるんじゃ。あんなの妾がいた世界にも、うじゃうじゃいたぞ。まぁ、呪霊とは呼ばなかったがな。怪異など、本質はどれも同じじゃ」
そっか。
まぁ、妖魔が存在する世界だもんな。
似たような存在がいてもおかしくはないか。
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夜椿 - 本当に犬○叉っぽく感じてきちゃった！おもしろいです！ (3月14日 7時) (
レス) @page13 id: d279ec966d (このIDを非表示/違反報告)
ハノン(プロフ) - 素敵な作品です、、、！！これから夢主ちゃんがどんなふうに成長するのか楽しみです。 (3月8日 19時) (レス) @page47 id: 1f618da4ab (このIDを非表示/違反報告)
妃夏(プロフ) - MR サナリアさん» 皆様に同じ返しになってしまうのでコメント返しは控えていたのですが、一応返させていただきますね。誤字だとは思ってましたが、わざわざ訂正ありがとうございます。そう言っていただけて嬉しい限りです。これからもよろしくお願いします…！ (2月29日 21時) (レス) id: f1fc2f5254 (このIDを非表示/違反報告)
MR サナリア(プロフ) - 今見たけど…髪小説じゃなくて神小説です。 (2月29日 21時) (レス) @page20 id: bd9c6547a2 (このIDを非表示/違反報告)
MR サナリア(プロフ) - あぁ。ただの天才が髪小説を書いているだけだ。←褒めてます。 (2月28日 16時) (レス) @page15 id: bd9c6547a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：妃夏 x他1人 | 作成日時：2024年2月25日 12時
