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(小娘の弁当を届けに来たのは良いが、なんだこの耳障りな音は……)
宿儺は私の教室を探すために校内を彷徨っていた。
そんな中、先生たちに行手を阻まれる宿儺。
どうやら自身がやらかしたことに気づいていないらしい。
「どうやって入ってきた」
「……」
宿儺は答えなかった。
おそらくだが、私が宿儺の言葉が戦いの火種になると教えたからだろう。
約束を守るのは偉いが、さらに怪しさを増すのでやめてほしい。
宿儺はチラリと後ろを見る。
後ろにあるのは階段。
逃げ道が二つあるとか考えているのだろう。
「すくなぁあああああ！！！！」
ここで私登場である。
上の階からダッシュでやってくる。
案の定先生たちに囲まれていて頭が痛い。
勢いよく階段から飛び降りる。
私が着地する前に、宿儺は私のことを自ら受け止めに行った。
「おぉ、ナイスキャッチ。じゃないよ。何してんの」
宿儺は私をそっと下ろすと、何か袋を差し出す。
あ、これは弁当だ。
「忘れ物を届けに来ただけだ。帰る」
「……」
秒で姿を消した。
あぁ、こんな大事にしちゃってどうするのよ。
責任、全部私が受けることになるんだから。
後ろの視線が痛いよ。
私もさっさと戻った方が良いか。
うん、後ろの視線が痛い。
「東雲さん」
「はい、校長……」
「今回は君の従者だったから良かったが、これがヴィランだったら…分かるよね？」
「はい」
「今回は目を瞑るけど、次からは気をつけるようにね」
「はい、すみませんでした」
校長が優しくて良かった。
宿儺の姿自体は先生たちに知られていないからな……。
本当に申し訳ない。
あれ、でも…イレイザーヘッドとオールマイトは知ってるんじゃ？
結構前の出来事だから忘れちゃったか。
しかし、肝心の二人の姿は見えなかった……
とりあえず、帰ったら宿儺には説教だな。
〜
とある日の水曜日。
SNSでオールマイトの目撃情報が多数。
これは、今日だな。
USJ事件が起こるのは……。
午後。
さっそくイレイザーヘッドがクラスにやってきて、今回の授業の内容を軽く説明する。
私たちはコスチュームに着替えて、バスに乗り込む。
いざとなれば、私も先生に加勢しよう。
でも、凄い胸騒ぎがするのは何故？
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夜椿 - 本当に犬○叉っぽく感じてきちゃった！おもしろいです！ (3月14日 7時) (
レス) @page13 id: d279ec966d (このIDを非表示/違反報告)
ハノン(プロフ) - 素敵な作品です、、、！！これから夢主ちゃんがどんなふうに成長するのか楽しみです。 (3月8日 19時) (レス) @page47 id: 1f618da4ab (このIDを非表示/違反報告)
妃夏(プロフ) - MR サナリアさん» 皆様に同じ返しになってしまうのでコメント返しは控えていたのですが、一応返させていただきますね。誤字だとは思ってましたが、わざわざ訂正ありがとうございます。そう言っていただけて嬉しい限りです。これからもよろしくお願いします…！ (2月29日 21時) (レス) id: f1fc2f5254 (このIDを非表示/違反報告)
MR サナリア(プロフ) - 今見たけど…髪小説じゃなくて神小説です。 (2月29日 21時) (レス) @page20 id: bd9c6547a2 (このIDを非表示/違反報告)
MR サナリア(プロフ) - あぁ。ただの天才が髪小説を書いているだけだ。←褒めてます。 (2月28日 16時) (レス) @page15 id: bd9c6547a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：妃夏 x他1人 | 作成日時：2024年2月25日 12時
