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「おい……泣いてるのか……？」
半泣き状態。
何故か私……人の圧に負けやすいタイプのようで……。
『そりゃあ今から最強と言われる紅丸さんに殺されるんですから！！』
「殺さねぇよ……。」
丸焼きにされて食べられそう……。
てか、人間の肉って美味しいの？
人間っていろんなもん食べるかわ不味いらしい。
「嬢ちゃんは若と一緒で煉合消防官だから、若と同じ事が出来るんじゃないか？」
『……。』
一瞬想像してしまった。
家破壊とかはしたくないかな……。
しかし、容赦なく「無理だ。」と言われてしまった。
うん、分かってた。
「どのぐらいだったら炎を出せる？お前炎が怖いんだろ。」
『はい、めちゃくちゃ怖いです。まぁ……でもこのぐらいなら……。』
人指し指の上に火の玉をだす。
ゆらゆらと揺れているが……大丈夫だろうか……。
燃え移ったりしないだろうか。
『わわっ……!?』
「それぐらいで驚くな。俺が消しただけだ。」
『ちょっと待って？！消せるんですか？！』
「……。」
『あの時…暴走して何で対処してくれなかったんですか……。』
第三世代能力者の炎って第二世代能力者が消せるものなの……？
この人が異常なだけ？
でも、森羅さんが前に……茉希さんにも消せなかったのにとか…なんか言ってたような……。
あれ、違ったっけ……？
あれれ……。
「おい。」
『はい、何でしょうか！！』
「とにかくさっきの火の玉操ってみろ。」
『無理です。』
「あ"ぁ……？」
だって、操って失敗したら怖いし……無理だし!
家を放火した犯人になるなんて嫌！
「お前の炎なんて弱っちいんだ、危ない方向に行ったら消してやる。」
『はい……。』
私……炎操るのにめちゃくちゃ集中している。
辺りをさ迷う火の玉。
夜だったら怪奇現象とか言われてそう。
『……!!』
木にぶつかりそうになる。
紅丸さんが消すよりも先に消火。
あぶねぇ……まじで放火犯になるところだった。
「自分で消せるんじゃねぇかよ。」
『今はね?!水の力使えたら出来ますよ!!』
紅丸さんによるスパルタは半日で終わった。
理由は簡単だ。
私が炎怖すぎる問題のせいだった。
紅丸さん……特訓に付き合ってくれたけど…何も成長しなくてすみません。
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妃夏(プロフ) - 黒さん» コメントに気づかなくてすみません！！(通知来なかった)アニメが進み次第続きを書きますのでお待ちを!! (2020年7月23日 19時) (
レス) id: cc55b480f0 (このIDを非表示/違反報告)
黒(プロフ) - 続キモトム (2020年7月22日 19時) (レス) id: f0b82b371d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：妃夏 | 作成日時：2020年7月17日 15時
