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ページ48

(好きなんだろうけど……なんだかなぁ……。)
(悩める女子なのね。)
(……。)
(可愛いわね。)
『かっ……!』

慌てて口を手で覆う。
驚いて声に出すところだった……。
姉の口から出てくるなんて……。
その姉(神様)は隣でにやにやしている。
何この人。

・・・ぶっとばしていいだろうか。

「A。」
『うわわっ!!』

横目で姉をジーっと見ていたから目の前に紅丸さんがいるのに気づかなかった。
顔近いんですけど……。
心臓に悪い。

「帰るぞ。」
『え、皇王をまだぶっとばしてないんだけど。』
「……帰るぞ。」

強制帰還。



「私もここらで帰るわ。」

浅草に何故か連れてこられた私達。
姉帰るって。
どう帰るか気になるけど、そこはまぁ……いいか。

私も第8に帰りたい。

「行くぞ。」

紅丸さんに手を引かれて第7に連れこまれる。
すると私に雷が落ちたかのような衝撃が走る。
これは何なのだ……。

『っ……!!』
「A?!おい、しっかりしろ?!」



何なのだ……一体……。






●○●



「あ、やば。帰ってきたのはいいけどAに影響出るの忘れてた。」

Aに異変が起きたのは、市杵嶋のせいだった。
全く悪気をかんじていないようだが。
そんな彼女の前に現れたのは……。

「……!!」
「市杵嶋。貴様を断罪する。」

大柄の男が彼女に向かってそう言った。
その後ろには瀬織津や……まだ名前が紹介されてない神の姿もある。
しかしこれは何事なのかと。

「妹と縁を切ってもなお……関わるとはな。自ら人間となる道を選び……挙げ句の果てには神に戻った。貴様は何を考えている。」
「貴方こそ何を……。私がいつ人間になるなんて……。」
「覚えておらんのか。ならば思い出させてやろう。」
「……!!」


____私はどうして死んだのか……ずっと知りたかった。しかし、死んだ理由が人間になるためだったなんて……。なんで……なんで私は……そんな道を選んだの……?


神となるための代償は……妹との縁を切ること。

誰だって……家族との縁は大事にしたいのだ。


「市杵嶋……貴様の神としての存在を消す。この世界に、市杵嶋(貴様)という存在は無かった事とする。」

「……!!」



____助けて、A……。





【続く】

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設定タグ:炎炎ノ消防隊 , 原作沿い , 新門紅丸   
作品ジャンル:アニメ
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妃夏(プロフ) - 黒さん» コメントに気づかなくてすみません!!(通知来なかった)アニメが進み次第続きを書きますのでお待ちを!! (2020年7月23日 19時) (レス) id: cc55b480f0 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 続キモトム (2020年7月22日 19時) (レス) id: f0b82b371d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:妃夏 | 作成日時:2020年7月17日 15時

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