＊ ページ25
『……。』
「……。」
『あのー紅丸さん。』
「……。」
多分……寝てる。
私が縁側で座ってひなたぼっこしてたら、後ろから急に現れて……私の隣に座ったかと思えば、私を持ち上げて膝の上に……。
そのままおそらく寝ました。
な、なんか落ち着かないのですが……。
にしても……綺麗な顔してるなぁ……。
・・・。
なんか…自分が変態に見えてきた。
こんな人の顔をまじまじと見るとか……。
そういえば紅丸さんの目って不思議だよなぁ……。
○と×の目。不思議……。
とか言ってますけど、私も充分不思議である。
朱色と群青色。親からの遺伝……じゃないみたいだけど……。
「A……？」
『……!!』
紅丸さんをみて、ボーっと目の事を考えてたら、名前を呼ばれる。
目を開けている……。
いけない、いけない……このまま黙ってたら失礼である。
『寝てましたよね……？』
「いゃ起きてた。」
『……。』
は？である。
私は呼んだはずだ。
返事してくれなかったのだが。
「お前を堪能してたんだよ……。」
『……？！』
耳元にかかる息。
やばいやばい……!!
無理だよこんなの……私の頭がパンクする〜……!!!
「好きだ。」
『はう……。』
「……大丈夫か？！」
やっぱり私……この人といたら人生ある意味狂わされる………。
あれから紅丸さんと離れたお陰で、随分落ち着きました。そしたら、ヒナヒカちゃんがお腹空いたというので、ご飯を作りました。
「「うんめぇ！！」
『良かった良かった。』
「Aは料理上手だな!!」
「他の物も作って欲しいな！！」
なんか……妹が出来た感じ……。
ちなみにヒナヒカちゃんに何を出したかと言うと……オムライスです。子供皆好きでしょ？
和食しか食べないかと思ったら食べてくれました。
子供だからねぇ……。
「はんばーぐ？ってやつが次は食べてぇ！」
「目玉焼き乗ったやつ！！」
『はいはーい。』
何だ、ハンバーグを知ってるんじゃないか。
子供は欲に勝てないかぁ……。
色々作って欲しい物を言われた。
うん、いつかね。私、第8の人間ですから。
「何盛り上がってるんだ？」
『あ、紺炉さん。』
「Aすっげぇーんだぞ！」
「すっげえーんだぞ！」
いゃ、凄くはない。
第8にはもっとヤバい人がいる……。
火縄中隊長……。
そのうち……料理教室でも開いてくれないかな。
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妃夏(プロフ) - 黒さん» コメントに気づかなくてすみません！！(通知来なかった)アニメが進み次第続きを書きますのでお待ちを!! (2020年7月23日 19時) (
レス) id: cc55b480f0 (このIDを非表示/違反報告)
黒(プロフ) - 続キモトム (2020年7月22日 19時) (レス) id: f0b82b371d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：妃夏 | 作成日時：2020年7月17日 15時
