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ページ13

『ア、アイリスちゃん……怪我は無かったですか……!?』
「はい、環さんが守ってくれました。」
『良かった……。』

環ちゃんありがとう……。
私……アイリスちゃんが死んだら私も死ぬ……。
相変わらず天使の笑顔でいい……。

「Aさん、その髪飾りはどうしたんですか?」
『あぁ……取り忘れてた……。』

基本、働く時はペンダント意外装飾はつけない。
でも、せっかくの貰い物だからいいかな。
可愛くて、気に入ってるし……。

「へぇ……可愛いですねぇ……。」

茉希さんが興味津々で見てくる。
なんだ、なんだ?と言うことで環ちゃんがやって来る。
いつもの女子。

『これは貰い物だから大切にしなきゃ……。』
「そうなんですね!Aさんを良く分かってる方が選んだんでしょうね…。似合ってますもん。」

アイリスちゃんからそう言われるが……。
彼が私を分かっているのか……?

『でも、お詫びの品として貰ったものですし……。』
「何かあった……あ、そういえば日下部がAのペンダントが何とかって言ってたっけ。」
『そうそう。壊れちゃったの。まぁ、また手に入れたのですけど……。』

綺麗な色に戻ったし、力も前より上がった気がする。
お姉ちゃん……。

「じゃあ、森羅からもらったの?それとも……馬鹿二人から?」

茉希さん……馬鹿とストレートに言っちゃ駄目ですよ。(馬鹿二人とは、森羅さんとアーサーさんの事である。)

『違う違う。私のこれを壊した……って言うか勝手に壊れたんですけど……。ヒナヒカちゃんにこれをとられ、私が暴走したのがいけなかったんですよ。』
「暴走……?」

話しがややこしくなる前に、とにかく色々と説明した。



『それで、お詫びとして紅丸さんからこれを貰ったの。』
「「「……。」」」

なんだろう……何か納得してない。
まさか……簪伝説を知っているというのか……!!
浅草の人しか知らないと思っていたのだが……!!

「つまり……新門大隊長はAの事が……好き?」

何故そうなった。
その一言に限る。
はっ……!!こういう話しになると暴走する人が……!!!

「はわぁ……同じ浅草を大切にする同士の……恋模様……。」

遅かったよ!!
茉希さん自分の世界に入っちゃったよ……!!

全て紅丸さんのせいだ……全て…全て……。

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設定タグ:炎炎ノ消防隊 , 原作沿い , 新門紅丸   
作品ジャンル:アニメ
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妃夏(プロフ) - 黒さん» コメントに気づかなくてすみません!!(通知来なかった)アニメが進み次第続きを書きますのでお待ちを!! (2020年7月23日 19時) (レス) id: cc55b480f0 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 続キモトム (2020年7月22日 19時) (レス) id: f0b82b371d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:妃夏 | 作成日時:2020年7月17日 15時

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