41 ページ1
＊
＊
＊
＊
キスされる。直感でそう思った━━━
だけど…。
━━ピンポーン。
チャイムが鳴った。
？「山田〜！」
玄関の方から、男の人の声が聞こえてきた。
「「っ！？」」
俺と山田は、すぐさまハッと我に返る。
けど、何が起きたのか分からないまま、
二人とも数秒間見つめあったまま停止していた
…今、何が起きてる！？
冷静に考えて！俺！！
だけど、俺の脳は正常に働いてくれない。
パニック状況、パンク寸前だ。
？「あれ、山田〜？」
ガチャと玄関が開く音がした。
？「え、開いてるし…。入るよ〜。」
え、ちゃんと戸締まりしなよっ！！
俺がパニックになってる間にも、
この部屋に向かって、誰かがやってくる
足音が近づいてくる。
？「山田〜！！」
部屋のドアが開いたと同時に…。
━ドカッ。
ym 「うっ！」
俺は山田のみぞおちに
クリティカルヒットの蹴りを入れていた。
？「…なにしてんの、お前ら」
開いたドアの所で、
ポカーンとこちらを見ている光くんがいた…。
あわわわわ、見られたっ。
ていうか、なんでいるの！？
hk 「山田いるよ〜！」
光は蹴飛ばされて天に召されやかけてる
山田を差し置き、一緒にきた誰かを呼んだ。
…オーマイガー！！
え、まだ誰かいるの！？やめてくれ〜！
ym 「光くん！なんで、いるんだよ！」
みぞおちを押さえながら起き上がる山田は、
光にそう聞いた。
hk 「ん？ごはん食べに来た！」
俺もすぐに起き上がって、体勢を立て直す。
？「どうしたの、光くん？山ちゃん以外誰かいるの？」
すぐそこで階段をのぼってくる音と共に、
男の人の声が聞こえてきた。
え、この声は…！
hk 「うん！大ちゃんがいるよ！」
横を向いて、裕翔を見ながら、
俺を指さす光くん。
嘘、マジで？
ひょこっとドアから顔を出したのは、
同じメンバーの裕翔だった。
パチリと数秒、目が合う。
yt 「…あらあら〜♪お取り込み中？」
そして、キラキラとした目で俺らに聞いてきた
ym 「う、うるせぇーな！出てって！」
yt 「照れちゃって！」
バシンっ！と、山田の肩を叩く裕翔。
今のは痛そうだ。
ていうか、否定しないだね…山田。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 116人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ありちゃん | 作成日時：2020年2月11日 13時
