Cosmic Change!2

頭脳派な双子2 ページ2

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｢いや、浮所がやってくれたら
答えが合いすぎてて
自分でやってないってバレちゃうわ。｣



｢そんなことないだろ、
金指もちゃんと勉強してるじゃん。｣



俺だったら
宿題やって貰えるってなったら
喜んで差し出すけど金指は偉いな、と
浮所に褒められた。


けど俺本当に、
この2人ほど勉強できないから。


｢っし！終わったああああ！｣


那須も宿題が終わったのか
雄叫びを上げている。



｢金指くんの宿題どうする？
2、3問 間違えとこうか？？｣



那須までそんなことを言い出すから
びっくりして見つめたら
堪えきれなかったのか
那須が吹き出した。




｢冗談だわ！金指くんが真面目な子に育ってて
俺は嬉しいよ。｣


｢分かりにくい冗談すぎるわ！｣




｢いやでも俺ら結構ガチで
金指くんの勉強は気にかかってるっていうかさ。
なあ？｣


｢まあ俺らより早い段階でグループ入っちゃって
今までも大変だっただろうけど
お前は素質はあるんだし中学受験もしたんだし
頑張ろうな。勉強するのって無駄じゃないし。
まあ俺が言えた口じゃないけどさ。｣


グループのことで真面目なアドバイスをくれることはあっても、学業の面についてこんなに真剣な話をこの2人からされたのは初めてで、そんな風に考えてくれてたなんて知らなかった。




｢…うん、頑張る、ありがと。｣


なんだか照れくさくて目を見て言えなかったけど、
2人が口々に おぉ頑張ろうぜぇー！目指せ東大！、とか、うちの金指ほんと偉くなったわあー、涙でそう！とかおちょくってくるもんだから気恥しさも一瞬で消えた。







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