ロシアの妖精と歌姫様 (ページ6)

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第五滑走ページ6

？｢やー！ユーリ、ミラそれにA！｣

あ、ヴィクトル・ニキフォロフだ。何回かここに来てるけど直接話すのは初めてだなっ...て、

｢な、なんであたしの名前知ってるの？｣

ヴィ｢ミラからよく話を聞くんだよ｣

え、ミラが？

ミラ｢悪口は言ってないよ！Aが可愛いってゆう話してただけ！｣

はい？

｢いやいや、可愛くないから。てゆうか、勝手に話の話題にしないでよねー。｣

ミラ｢ゴメンって!!｣

知らないところで名前出されるのって変な感じ。だって接点無い人が自分の名前知ってるんでしょ？恐怖じゃん…
こう考えたら有名人って凄いなー。

ヴィ｢所でユーリ？｣

ユーリ｢あ？｣

ヴィ｢SPとFSの練習しなくていいのかい？そろそろヤコフ来るよ？｣

ユーリ｢ゲェー。もうそんな時間なのかよ。オイ下手くそ。｣

｢何ー？｣

もういちいち反論するの面倒くさくなったよ。

ユーリ｢明日も来んのか？｣

｢むっ。なによ。ダメですか？｣

ユーリ｢明日も今日と同じ時間に来いよ。滑り方教えてやる。そんで明日も歌うたえ。｣

えっ...。
教えてくれるのは有難いけど、歌歌わなくちゃダメなの？

てか、

｢明日も教えてくれるの？｣

ユーリ｢教えてやるっつってんだろ。文句あんのかよ。｣

｢う、ううん!!明日もよろしくユーリ!!｣

ユーリって意外といい子なのかも。

ユーリ｢あぁ。じゃーな。この後もまだ居るんだったら俺のこと見とけよ。少しは勉強になるんじゃねーのー？｣((ﾌｯ

あ、あいつー。鼻で笑った!!
前言撤回!!ユーリは全然いい子なんかじゃ無い!!

｢ユーリなんて失敗してコケちゃえー!!｣

ヴ/ミ｢｢わーお｣｣((ﾆﾔﾆﾔ

なんで2人は顔を見合わせてニヤニヤしてんの。

｢2人ともキモチワルイよ？｣

ミラ｢いくらでも言ってなさーい｣((ﾆﾔﾆﾔ

ユーリ｢ヴィクトル！さっさと来い!!｣

うわぁ。一応ヴィクトルの方が先輩だろうに...

ヴィ｢あぁ。今行くよ！ミラも。じゃぁA、ユーリの事見ててあげて｣((ｳｨﾝｸ☆

｢え、あはい。｣

あんな語尾に星が見える人初めて見た。←

にしてもユーリって本当に綺麗に滑るよねー。こりゃ下手くそって言われてもしょうがないかな。いや、ユーリはプロなんだし！私が下手くそでもおかしくないよ！うん!!

ま、もう二度と下手くそなんて言わせないんだけどね。

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