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真夜中の訪問者は過保護3 ページ9
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「いや、熱は無いよ、頭痛くないし。」
病は気からだ、と浮所に言うと
変な顔をされたのでなんだかバツが悪くて
視線を部屋の隅にやる。
「最初は気からだったかもしれないけど、
とりあえず体温測ってみよ一世。
見たくなかったら
俺にだけ温度見せてくれればいいし。」
有無を言わせぬ圧で俺にそう言うと、
薬箱どこかなー?なんていいながら
浮所は俺の手を引いてソファーに座らせた。
「金指、薬箱目に付く場所にあったから
中探すね。」
うん、と返事をしないうちに体温計を見つけたらしく、俺のそばに戻ってきてそれを手渡してくれる。
「ピって鳴ったら渡して。
俺ちょっと藤井くんに電話してくる。
すぐ戻るからね。」
浮所はそう言うとぽんと頭を撫でたあと
廊下へ出ていった。
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凛(プロフ) - 続き楽しみにしてます。 (2019年7月10日 14時) (レス) id: 8feaf83578 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:コズミックりんご | 作成日時:2019年7月9日 17時