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曖昧な午後 ページ33
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◎いっせい◎
渋々飲んだ解熱剤は確かに効いていた。
体のだるさが軽減され、
いつもと変わらない体調に錯覚しそうになる。
一本目の動画の撮影が無事終わり
控え室に戻る。
藤井くんがサッと寄ってきて
俺の首に手を当てた。
｢一世辛くない？平気？｣
｢ん、大丈夫だよ。薬効いてる気がする。
ありがとう。｣
｢よかった、あと一本だからね。
この分だと一世を病院に送還せずにすみそうだし
頑張ろうね。｣
｢やった、病院回避！｣
｢いやまだ決まったわけじゃないからね！｣
｢えぇー。｣
えー、じゃないでしょ、と笑いながら
藤井くんが控え室のドアを開けてくれたのでお礼を言いながらそれに続く。
控え室に戻ると部屋の隅っこにある椅子で
少し寝ることにした。
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凛(プロフ) - 続き楽しみにしてます。 (2019年7月10日 14時) (
レス) id: 8feaf83578 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コズミックりんご | 作成日時：2019年7月9日 17時
