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きっかけは突然に3 ページ3
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「あ、聞こえてる、ごめん。
わかった明日受け取るね。」
龍我の問いかけに慌てて返事をすると
金指?といつもより1段低い柔らかなこえでもう一度名前を呼ばれた。
「な、なに?」
「なんか嫌なことあった?」
「へ?」
「金指いつもとなんか違う。」
「そ、そうかな?」
「そうだよ。どした?今日のレッスンの時?
それとも帰り道怖い人がいた?」
「いや、」
「じゃあお父さんに怒られた、とか。」
龍我の口からお父さん、の言葉が出て
まだ帰らないパパのことに意識が向く。
もう12時になっちゃうのに。
「もしもし?金指?」
「…あ、あのさ、いや、
大したことはないと思うんだけど」
うん、と龍我が相槌を打つ。
「お父さん、が帰ってこない、の。」
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凛(プロフ) - 続き楽しみにしてます。 (2019年7月10日 14時) (レス) id: 8feaf83578 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:コズミックりんご | 作成日時:2019年7月9日 17時