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サイレント困ったちゃん3 ページ12
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ソファーに腰かけた金指に
体温計を手渡すと、
俺は藤井くんに電話するために廊下へでる。
「もしもし藤井くん?今まだ電車?」
「いや電車だったら出れないわ。」
藤井くんが静かにツッコミを入れてくる。
「たしかに。」
「一世の様子どう?
俺ちょうど駅に着いたとこなんだよね。
悪いけど一世の家の位置情報送ってくれる?」
「あ、わかった。送るね。
でさ、悪いんだけど
途中でコンビニ寄ってきてくんね?
一世ちゃんお熱あるっぽくて。
売ってたら
冷えピタとなんかポカリとかそういうやつ。」
「…一世ちゃん…世話のやける子…。」
藤井くんがやれやれといった調子で
ふふっと笑った。
「わかった、買ったらすぐ向かうわ。
それまでよろしくね。浮所ありがとう。」
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凛(プロフ) - 続き楽しみにしてます。 (2019年7月10日 14時) (レス) id: 8feaf83578 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:コズミックりんご | 作成日時:2019年7月9日 17時