やっぱり ページ49
沙耶香サイド
昨日、涼介に話しかけられても素っ気ない態度取っちゃった。
そんなこと考えながら登校していると、真理亜ちゃんと涼介の姿が。
真理亜「それでね〜.....」
涼介に話しかけている真理亜ちゃん。
しかも、2人は手を繋いで歩いていた。
やっぱり、涼介には真理亜ちゃんみたいな子がお似合いなんだよね。。。
私には涼介なんてもったいない。
しばらく涼介たちを見ていると、私の後ろから大貴が歩いてきた。
大貴「おはよ!あれ、山田は?」
沙耶香「いるよ、あそこに。」
私は静かに指差した。
大貴「何で一緒に来てないの?何かあったんなら無理に言わなくていいよ。」
沙耶香「涼介に嫌われたの。。涼介には真理亜ちゃんみたいな子がお似合いなんだよ。」
大貴「えっ?」
そのまま涼介たちを見ていると、、
真理亜「キスして?」
涼介「はっ?何でだよ。」
キス.....しちゃうのかな。
真理亜「もー、めんどくさい。」
そう言うと、真理亜ちゃんは背伸びをしてキスしようとしてる。
キスまであと5㎝,4㎝,3.....
ギュッ
大貴に腕を掴まれ抱き締められた。
大貴「見ちゃダメ」
沙耶香「大貴?」
大貴「こんな時にこんな事しちゃいけないって分かってるけど、今の沙耶香は辛そうだよ?最近山田のことで、いつも悩んでたし。俺は沙耶香の悲しそうな顔なんて見たくない.....」
沙耶香「大貴.....」
大貴「無理することないよ。俺で良ければ出来る事するから、何でも言って?」
沙耶香「.....一緒にいてほしい」
悲しさ、辛さ、、、
そんな感情の私から出た言葉だった。
誰かの温もりが欲しかった、誰かに話を聞いてほしくて、助けてほしくて、どうしようもなかったんだ。
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彩夏 - たまみJUMPさん» 返信遅れてごめんなさい!コメありがとうございます!最近なかなかアイデアが浮かばないのですが.....なるべく早く更新しますね。 (2014年12月8日 19時) (レス) id: 5cea8a37fa (このIDを非表示/違反報告)
たまみJUMP - 続き待ってます。 (2014年12月6日 9時) (レス) id: 8fb812c31f (このIDを非表示/違反報告)
たまみJUMP - 幼馴染っていいですよね〜 (2014年12月6日 8時) (レス) id: 8fb812c31f (このIDを非表示/違反報告)
彩夏 - yuyuさん» キュンキュンしていただけて嬉しいです!また読んで下さい。お願いします! (2014年11月9日 17時) (レス) id: 5cea8a37fa (このIDを非表示/違反報告)
yuyu - とてもキュンキュンしていました!!彩夏さんの小説おもしろいです!次もまってます!!! (2014年11月9日 15時) (レス) id: ad140d34ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彩夏 | 作成日時:2014年11月2日 16時