幼なじみとの距離

合唱祭 ページ41

沙耶香サイド

いよいよ合唱祭まで１週間。たくさん練習してきたし、金賞とれるように頑張ってきた。
何といっても、指揮者を頑張ってくれている涼介の存在は大きい。


〜放課後〜

涼介「沙耶香、指揮の練習付き合ってくれない？」


慣れない指揮を頑張ってくれている涼介は、毎日皆が帰った後も練習している。


沙耶香「いいよ、ちょうど私もピアノの練習したかったし(*^^*)」



こうしてまた２人で練習する。
頑張ってきたからこそ、良い結果を残したい。クラスの皆も頑張ってくれているから、、、








そしていよいよ合唱祭当日

私のクラスは、中盤で合唱する。
だんだんと出番が近づいてきた。
私が緊張しているのを察したのか、涼介は私の手を握ってくれた。



涼介「大丈夫だよ、今まで頑張ってきたじゃん。沙耶香はいつも通りピアノ弾いてくれれば大丈夫だから(*^^*)」



沙耶香「涼介.....ありがと」


涼介が居たからこそ頑張ってこれた。
一緒に練習してくれるのも涼介、安心させてくれるのも涼介、、、
どんな時も涼介に支えてもらった。


♪〜



無事に合唱が終わると、たくさんの拍手をもらい自分達の席に着いた。

涼介「ピアノめっちゃ良かったよ！」


沙耶香「ありがと、涼介も指揮上手だったよ！」

クラス「金賞とれるといいね」






〜結果発表〜

結果は、金賞１クラス、銀賞２クラスが発表される。

先生「銀賞を発表します。銀賞は.....1年1組、3年2組。」


２年が選ばれてない。ていうことは、金賞が２年なのかな、、、


先生「金賞は.....」

私たち2年1組は呼んでもらえるように祈った。





先生「.....2年1組」


沙耶香「やった.....金賞だ！！」


クラス「やったね！！！」

涼介「沙耶香のおかげだよ、お疲れ様」


沙耶香「ありがとう(*^^*)」


私は、思わず泣いてしまった。


涼介「泣くなって//おいで？」




そう言いながら、涼介は私を抱き締めてくれた。
また１つ、思い出が増えました。。。

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