QK看病日記

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伊沢side
「先、帰っていいですよ？」

ソファーの横にずっと座っている須貝さんに声をかける。

「何言ってんの、こんな状態の人置いて帰れるわけないでしょ。他人のことは気にしなくていいから大人しくしてなさい」

この時間だと終電にギリギリ間に合うくらいだろう。明日も予定はあるだろうに、俺に付き合って残ってもらうなんて申し訳なすぎる。

「うぅ……」

須貝さんにこれ以上迷惑も心配もかけたくなくて、必死で我慢していたのに、やはり痛いものは痛い。強く圧迫されているような痛みに、思わず声が漏れる。

「大丈夫？じゃないね。あったかくした方がいいんかな」

ソファーの上で丸まっている俺の横で、腹痛の対処法をいろいろと調べてくれていた須貝さん。季節外れのホッカイロを探してきて貼ってくれた。

「少し、楽です……」

「お、それは良かった」

ホッカイロの効果もあり、腹痛が治まってきた。体を起こすと、キッチンから戻ってきた須貝さんにマグカップを渡される。

「はい、コーヒーとかは良くないらしいから白湯だけど」

「すいません、ありがとうございます……」

何から何まで頼らせてもらって申し訳ないが、本当にありがたい。

「あなたはもうちょっと寝た方がいいよ」

「最近はちゃんと寝てますよ」

「本当に言ってる？寝不足でも腹痛起きることあるらしいよ」

Twitter変な時間に投稿してる時あるでしょ、と須貝さんに呆れ顔で言われる。それを言われると反論できないんだよなぁ。

「あれだけちゃんと寝なさいって言ってるのに。この前福良くんにも言われてたじゃん」

「なんで知ってんすか、」

須貝さんも福良さんも俺の保護者か！まぁそうやって心配してくれるのはありがたい話なんだけどね。

「いろいろあって大変なんだろうけど、体壊して辛いのは伊沢自身なんだから」

「はい、気をつけます……」

「ん、わかったなら寝な。せっかく腹痛も落ち着いてるし」

たぶん夜中のサッカー観戦はやめられないけど、こんな腹痛はもう嫌だから、少しは睡眠に気をつけようと思った日でした。end




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ミータンさん、リクエストありがとうございました！
毎回同じような終わり方で申し訳ないです……ごめんなさい！


な、な、なんと順位が更新されている……
ほとんど週末しかお話更新しないのに、ありがたい限りです……！！
本当にありがとうございます！！
この順位に恥じないように、これからも頑張ります！

隠しごとはいけません-ymmt-＊→←痛いの痛いの飛んでいけ-izw-＊

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