ただのファンだったんですよ？ (ページ20)

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その後ページ20

その後、二宮さんが家に送ってくれた。
道中に、翔くんの部屋の女子の物は家族用の物だって聞いた。

ちょっと安心してる自分がいて…

ニノ「あからさまに安心してるね。」

『えっ？そうですか？』

ニノ「翔ちゃんのこと忘れるんじゃなかったの？」

『それは…』

確かにそうだ。忘れるってさっき決めたばっかりなのに…

ニノ「で？俺が翔ちゃんのこと忘れさせるって話、考えてくれた？」

『それってからかってたんですよね？』

ニノ「何？俺にちゃんと言えって？」

ちゃんとって…
もしかして二宮さん、ほんとに私のこと？
いや、勘違いするな。

ニノ「またいつか言ってやるよ。」
そう言って笑う二宮さん。

『二宮さん…』

ニノ「ま、話ぐらい聞いてやるよ。だから連絡先」
二宮さんが携帯を差し出す。って、えっ？

『いやいや、嵐が一般の子に教えちゃダメでしょ!!』

ニノ「俺はね、Aとは普通に付き合っていきたいの!!また今日みたいなことあっても助けてあげられないよ？」

そりゃ、心強いけど…

ニノ「それにAと俺は同い年！タメ口でいい。
あとニノでいい。なんなら和也でもいいよ？」

『大丈夫だよ！ニノくん？』

ニノ「ニノで、くん呼びかよ笑」

ははって笑う私たち。あれ？ニノくんといると楽しいな。

そうして連絡先交換して
ニノ「じゃ、また。」
『うん。また』

無事家に着いた。
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翌朝
あー、学校だよ！行きたくないよー！

そりゃ自業自得って言ったよ？でも…

するとニノくんから電話が…
ニノ「学校来ないとか許さないから」
こ、怖いよー！

そして学校。
でもいつもと違うことが…

『あの、なんで私の周りに嵐のみなさんが勢ぞろいされているんですか？』

ニノ「そりゃ昨日みたいになったらヤバいからでしょ？っていうか俺、他の人呼んでないんだけど。」

相「いいじゃん。みんな翔ちゃんとニノが惚れた女の子見たいじゃん。」

ニノ「おい。」
相「あ、ごめんごめん。」
潤「でも、未来さん？だっけ。かわいいじゃん。」

『いや、お世辞を…』
潤「まあ、女の子には優しくね」

ということはマジでお世辞か？

『おい。』ニノ「おい。」翔「おい。」

潤「すげー、3人ハモる？」

みんなでひとしきり話したあと…

翔「Aちゃん、ちょっといい？」

翔くんに呼ばれた。