命の恩人 ページ11
どうやらここはリビングで私はソファで寝ていた。頭にはタオルがのせてあった。
起きて、周りを見渡した。
ふと、テーブルを見ると、女の子が寝ていた。私は、ハッとした。
この子は………、私を助けてくれた子だ……。
きっとこの家はこの子の家なのだろう。私の命を救ってくれた上に、自分の家に運んで、看病までしてくれた。感謝してもしきれない。
この子を見てそう思った。そう思ったら、涙が溢れてきた。
愛「………ん。」
その子は机から顔を上げて、私の方を見るとびっくりしたように目を見開いて、飛び付くように来た。
愛「だ、大丈夫!?」
すごい勢いだったので、一瞬ビクッとしたが、
彩「は、はい、大丈夫です。」
と笑顔で言った。
愛「はあー……良かったー。」
その子は、不安が解けたように掴んでいた肩を下ろして、床に仰向けになった。
しばらくして私は、少し背筋を伸ばして、
彩「あの、助けてくれて本当にありがとうございました。」
その子は起きて、照れくさそうに 愛「///ううん、いいんだよ。そんな改めなくても。」
愛「それより、良かった、顔色も良くなってるし、あの時は、危なかったからね。危うく、トラックにはねられるところだったから。」
彩「やっぱりあなたが助けてくれんですね。」
愛「///うん。あの時は、家に着く途中だったから。前を見たらあなたが赤信号渡ってて、その時にトラックが来ていて、とっさに走って、あなたを引き戻したんだけど、気を失っちゃって、熱があったから、丁度家が近かったし、家に運んで、看病してたってことなんだ。」
と、経緯を簡単に説明してくれた。
彩「ありがとうございます……っ!!あなたは命の恩人です。感謝してもしきれません!」
愛「…そう言われると照れちゃうな……///」
その子は、顔を赤らめた。
フフッかわいい///
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ふゆ - 続き待ってます! (10月7日 15時) (レス) @page14 id: b10f41175b (このIDを非表示/違反報告)
ooooooooo - 続き待ってます! (2022年3月3日 19時) (レス) @page14 id: 5ba6c307c9 (このIDを非表示/違反報告)
リン - 私も気になります。 (2021年11月13日 19時) (レス) @page14 id: a6b1297b7c (このIDを非表示/違反報告)
あんな - 続きがとても気になります!更新お願いします (2021年9月19日 13時) (レス) id: 9b67294a85 (このIDを非表示/違反報告)
アユユ - 長い間編集が遅れてしまって本当にすみません!これからは不定期に更新することになりますが、読者の皆様何とぞよろしくお願いいたします。 (2019年12月29日 20時) (レス) id: 07d96c7cf6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アユユ x他1人 | 作成日時:2019年3月18日 16時