記憶 ページ7
太鼓鐘side
ここは？
？？「お願い、もうやめて！」
誰かの声が聞こえる。
女だった。
女は、泣きながら、血塗れの男と黒い瞳を持つ男の間に入った。
？？「青葉？でも・・・」
？？「もう、やめてくれ、大将」
こいつは、薬研？
太鼓鐘「なぁ、一体何が起こってるんだ？」
ん？
こんなに大きな声で言ってるのに、誰も俺に気付いていない。
もしかして
太鼓鐘「誰も、俺が見えていないのか？」
どういうことだ？
？？「ハハ、愚カナ」
黒い瞳を持つ男は、何処からともかく現れた、黒い刀を振る。
？？「ハァｯ」
ｻﾞｯ
？？「あ"あ"あ"あ"！！！」
薬研「ぐあ"あ"ぁぁぁぁ！！」
？？「青葉！！薬研！！」
酷い
薬研とあの女は、なにもしてないのに
？？「己！！！！！！」
血塗れの男の瞳が一気に赤黒くなる。
恐い
何なんだ？
この男は
凄い殺気だ
？？「殺す！！！！！！！」
？？「駄目！お兄ちゃん！！」
薬研「大将！」
山姥切「主！！」
全員「大将＼主＼主様＼主殿＼！！」
？？「君デハ私二カテナイ」
黒い瞳を持つ男は嗤う
？？「君ハ感情二囚ワレテイル。
ダカラ君ハ弱イ＿＿＿」
？？「黙れ！！！」
？？「強サヲ得ルニハ、犠牲ヲハラウ必要ガアル。
ダカラ 」
黒い瞳を持つ男は、女の腕を掴む。
？？「君ノ妹ヲ、
＿＿＿殺セ 」
は、
何でそんな事
？？「そんな事、出来るわけ
？？「君ガ殺サナイナラ、私ガ殺ス」
？？「な、！？」
？？「決断マデノ時間ハ短イ」
？？「い、いや
お兄ちゃん、
助けて・・・」
女は今にも消えそうな声で泣く
？？「時間切レ」
黒い瞳を持つ男は、黒い刀を振る
？？「いやああぁぁぁぁ！！」
？？「青葉ーーーーーーー！！！」
ｻﾞｼｭｯ
？？「ガハッ＿＿」
刀が刺さり、赤く染まっていたのは、
女ではなく、
女を庇った
血塗れの男だった。
そのとたん、
俺の意識は遠のいっていった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 30人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
青空奏 - ご意見、ありがとうございます！さっそく、参考にさせてもらいました！ (2018年6月26日 22時) (
レス) id: af923f76a0 (このIDを非表示/違反報告)
鞠華(プロフ) - いや、普通は「いやややや！」ではなく「いやぁぁぁぁ！」とかじゃないですかね (2018年6月26日 20時) (レス) id: 3d37d6259f (このIDを非表示/違反報告)
青空奏 - 青空奏です。すみません、オリジナルフラグ忘れてました。教えてくださった方、ありがとうございました。以後、気をつけます。誠に申し訳ございませんでした。 (2018年6月23日 16時) (レス) id: af923f76a0 (このIDを非表示/違反報告)
@ - オリジナルフラグ立ってんぞルールくらい守れ (2018年6月23日 14時) (レス) id: fbed36f3e2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：青空 奏 | 作成日時：2018年6月23日 14時
