長谷部の気持ち ページ11
へし切長谷部side
ドガッ
長谷部「カハッ！」
今日も審神者から暴力を受ける。
最初はこいつを主と呼んだ。
こんなこと、やめて欲しいと言った。
でも俺たちは物で、こいつは持ち主だ。
もう諦めていた。
折れるのも、時間の問題だな。
そう思っていた。
その時、女が現れた。
女はこいつに審神者を辞めるよう言った。
しかし女はこいつに攻撃され、刀で斬られた。
それでも女は諦めず、こいつに術をかけて、
「長谷部！速く！！」
俺の体をお越し、そのまま手を握って駆け出した。
あたたかい手だった。
長谷部「ｯ！？」
突然体の力が抜けた。
全身が痛い。
「大丈夫！？待って、今手入れをするわ！」
どうしてそんな事するんだ？
お前、今全然霊力ないだろ。
なのに、どうして？
それを言う力は俺に残っていない。
すると突然、体の痛みが消え、楽になった。
これが、手入れか？
顔をあげると女は優しく笑っていた。
綺麗だと思った。
「大丈夫？」
そう言い、俺の顔を覗く。
長谷部「あ、あぁ」
そう言うと、女は「良かった」と言って笑った。
長谷部「なぁ、どうしてお前は俺のことを助けた？」
俺は一番聞きたかったことを聞いた。
すると女はきょとんとすると、すぐに笑いながら口を開いた。
「だって、あたりま＿＿＿ｯ」
ドサｯ
長谷部「！？」
突然、女が倒れた。
長谷部「おい、おい！！」
体を揺すると俺の手にはべっとりと血がついていた。
そうだ。
こいつの霊力はほとんどない。
更に肩に深手を負っている。
長谷部「しっかりしろ！！」
俺は女を抱き上げ、広間に向かった。
そこなら薬研がいるだろう。
人間は嫌いだ。
でも、
必ずこいつを救いたい。
死なせたくない。
何故だか知らんが心の中で強くそう思った。
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青空奏 - ご意見、ありがとうございます！さっそく、参考にさせてもらいました！ (2018年6月26日 22時) (
レス) id: af923f76a0 (このIDを非表示/違反報告)
鞠華(プロフ) - いや、普通は「いやややや！」ではなく「いやぁぁぁぁ！」とかじゃないですかね (2018年6月26日 20時) (レス) id: 3d37d6259f (このIDを非表示/違反報告)
青空奏 - 青空奏です。すみません、オリジナルフラグ忘れてました。教えてくださった方、ありがとうございました。以後、気をつけます。誠に申し訳ございませんでした。 (2018年6月23日 16時) (レス) id: af923f76a0 (このIDを非表示/違反報告)
@ - オリジナルフラグ立ってんぞルールくらい守れ (2018年6月23日 14時) (レス) id: fbed36f3e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青空 奏 | 作成日時：2018年6月23日 14時
