(番外編)夏の夢3 ページ15
樹side
「はい!そこまで。」
私はそう言って凛月くんにスポーツドリンクを渡す。
「ありがとう、樹。」
私はそのまま壁際までノートを取りに行き先ほど書いていたところを読み上げる。
「じゃあ飲みながらでいいから聞いてね。この間よりは良くなってるけど、少し音程がはずれてるところがあったから。これ、外れてたところ、チェックしといたから。」
そう言って凛月くんにノートを渡そうと凛月くんのところに行こうとした時。
「樹!!!!!!」
「へ?」
ふっと意識がなくなったと思うといつの間にか、私は凛月くんの腕の中にいた。
「え?私、今。」
はっきり言って何が起こってのか全くわからなかった。
「ちょっと樹大丈夫?急にフラッとして倒れてきたよ。」
「ごめん。大丈夫。」
私は立ち上がろうと思ったが、また倒れそうになり、最終的に再び凛月くんの腕の中に収まってしまった。
「ご、ごめん。私どうしたんだろう。」
「樹ごめんね。」
「え?」
私は凛月くんの方を見ると凛月くんの顔がすぐそこにあった。
「え//////////」
私は恥ずかしくなり、目を閉じる。
ゴツン
「うん、少し熱持ってるかな。って樹、顔真っ赤だよ?」
「え?嘘。そんなことないと思うけど。」
そんなの嘘だ、顔が真っ赤なのは自分でもわかる。
「そんなに熱はないけど、あ、樹まさか、俺に……」
ニヤニヤの凛月くんは顔を耳元に持っていき
「“キス”されると思った?」
「ふえ!?//////////」
凛月くん、い、今何いって。
「は、はわわわわ//////」
キ、キスって
「な、な、な、な/////////////」
私の頭はもうすでにキャパオーバーで。
「はう//」
プシューーーーーーー
「ちょ、樹!?」
そこで私の意識は完全にショートした。
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灰月葵(プロフ) - るーんさん» 早速コメントありがとうございますペコリ((・ω・)_ _))あんずちゃんを入れるかどうか実は迷っていたんです…ですが、満足して貰えたみたいで嬉しいです!!本編も再開しますので!これからもどうぞよろしくお願いします! (2020年10月3日 22時) (レス) id: 41d5b3c4c0 (このIDを非表示/違反報告)
るーん(プロフ) - 灰月葵さん!!テストお疲れ様です!リクエストの書いてくださってありがとうございます!!!とてもとっても面白くて違和感なくて最後萌えました(〃▽〃) あんずちゃんグッジョブです笑笑 (2020年10月3日 21時) (レス) id: 058313c245 (このIDを非表示/違反報告)
るーん(プロフ) - 灰月葵さん» テスト大変ですよね(><) 更新は気にしなくて大丈夫です!(上からごめんなさい) ただ、また続きが読めるなら嬉しいかぎりです*´`* テスト勉強、無理せずがんばってください!応援してます! (2020年9月25日 22時) (レス) id: 695c41a4b4 (このIDを非表示/違反報告)
灰月葵(プロフ) - るーんさん» リクエストはまだまだ募集中です!今回のリクありがとうございます!自分自身学生で今現在テスト期間なんです!(T . T)そのため更新が遅れると思いますが、がんばります!続きも楽しんで貰えるように頑張ります! (2020年9月25日 21時) (レス) id: 41d5b3c4c0 (このIDを非表示/違反報告)
るーん(プロフ) - お忙しい中いつも更新をありがとうございます!…番外編のリクはまだ受付中でしょうか? もし良かったら凛月くんの個別プロデュース中に、Knightsの面々やユニット問わず皆乱入、最後は大団円!見たいなの読んでみたいです(≧▽≦) (2020年9月25日 15時) (レス) id: 058313c245 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:灰月葵 | 作成日時:2020年8月30日 18時