優等生はアレが欲しい…4【名前変換オリジナル】

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私はずっと…誰にも何にも染まらなくて
ずっとずっと心の中で1人だった。



暗い闇の中で寂しく…何もつまらない日常
つまらないのに来るのが怖い明日





そんな私を助けてくれたのはみんなだった。


何を迷うんだ。迷うことなんて何も無い。
この命が尽きるまで…それは変わらないと願っている。









「構わないわ、大切な人とも会えないそんな世界…
私は壊れたって構わない」





そんな風に思ってしまう程、私はみんなのことを大事に思うことができたの。

だからこれが私の答え




あの1年で、私はこんなにも…みんなが大事なの









航太「良いのか？全部失うんだぞ」


「全部失っても、みんながいるじゃない」




尚「ありがとう…俺はその気持ちが単純に嬉しい」

秀「うん、俺も」









みんなもきっと…こんなことを私に決断させたくないはず
みんなも…私を仲間にしてくれているんだから

情けない事でくよくよしてる訳にはいかないの





裕也「後は誰と契約を結ぶかだけど…」









5人の中から…誰を



誰かにしか血を分けることが出来なくなって
他の4人には分けることが出来なくなる。









航太「勘違いしないで欲しいんだけどさ、俺たちはお前の血が欲しくて契約して欲しいんじゃない」



「え？」






奏斗「俺たちは…玲香さんの本心で選んで欲しいんです」









それって……









航太「誰か…好きかってことだよ」

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