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椛の過去 ページ10
あれは、小学3年生のころ。
いつものようにゆーりとゆーてぃーと遊んでたら
「椛ちゃん？ちょっといい？」
ってクラスの女の子から呼ばれた。
椛「ちょっと行ってくるね〜」
知「いってらっしゃ〜い」
裕「気を付けてね〜(笑)」
椛「なにを(笑)」
裕「適当に言いました(笑)」
とりあえず、女の子についていった。
人気のない中庭につれてかれた。
「知念くんと中島くんと仲良いんだね〜」
椛「うんっ!!ゆーりは幼なじみで、ゆーてぃーはりょーにぃ...
お兄ちゃんの幼なじみなの〜」
「ふーん、そーなんだ〜」
バチンッ＿
...え？
なにが起こったかわからなかった。
頬から顔全体に広がる痛み。
...打たれた...？
「ちょーっと可愛いからって調子に乗って？
幼なじみのイケメンと一緒にいるからって人を見下すような態度とって？
ただで済むと思わないでね？」
そう言われて殴られる。
私、そんな態度とった覚えない...
私は可愛くない...
「このこと、みんなに言ったらどうなるかわかるよね？」
そう言って女の子は去っていった。
...私、どうすればいいんだろ...？
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作者名：やまありらぶ&あかね | 作成日時：2019年12月9日 20時
