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明音の過去 ページ11

あれは、生まれた時のころ。

私は入院生活を送っていた。

生まれつき体が弱く、いつ死んでも可笑しくなかった。

そんな状態で生まれたんだ。

だが、それは違った。



光 「大丈夫だから、ね?」

大貴 「元気になったらさ?遊ぼーよ」

侑李 「無理だけはしないでね?」



光にぃ達の心配な声。

私はそれがあったからこそ『私は死んだらダメなんだ。私を待ってくれてる人達がいるのだから』って思えたんだよね。

正直、辛いことの方が多かった。

けど、皆がいたから…

私は頑張れたんだ。

今も症状が出る時だってある。

けど、皆がいるから。

皆が助けてくれるから。

私は大丈夫なんだ。

特に…

光にぃと大貴。

この2人は誰よりも心配してくれる。

それが嬉しいし励みになるんだ。

迷惑なのは分かってる。

けど、『頼って?』って言われてるから。

皆を頼る。

本当に皆には感謝しないとだね。

これからも沢山…

迷惑をかけるかもしれない。

それでも…

宜しくね?

本当に…

皆の事が“大好き”です。

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作者名:やまありらぶ&あかね | 作成日時:2019年12月9日 20時

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