【呪術廻戦】私と先生の日常のあれこれ (ページ35)

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反省しましょう【ギャグ】※じゅじゅさんぽネタ（アニメ第10話より）ページ35

狗巻先輩、パンダ先輩そして五条先生が石抱きという拷問を受けている。

野薔薇と真希先輩の学生服を、何を思ったのかこの三人衆が着たのだ。

彼らは野薔薇による鉄拳制裁をくらった後、真希先輩が手際良く拷問器具を作り上げ、かく言う私は彼らに反省の色がなければ石を置く係に任命された。

今のところ石の数は先輩達が2つ、先生は5つ膝の上に乗っている状況だ。

「許してくれよー真希。もう二度としないからさ」

「は？謝ってすまされると思ってんのか、パンダ？」

真希先輩の怒りを含んだ声にパンダ先輩が震え上がる。野薔薇に至っては無言の圧で3人を見据えている。

「お前らはともかく、このクズ教師までやるとは思わなかった。呆れを通り越してドン引いたし、通報してやろうか？あ？」

「いやー驚くかなって思って！」

「よし、A。石追加しろ」

真希先輩に言われるがまま私は先生の膝に石を乗せる。

「痛い！チョー痛いよ！」

「木の代わりに足つぼマッサージを敷いてるだけ有難いと思え！」

先輩曰く、木の代わりに足つぼマッサージを敷いてる事が慈悲らしい。

「というか、どうして先生達はこんなことしたんですか？」

伏黒君の質問に先生が答える。

「だってさ、ここんとこ皆険しい顔してるから……先生なりに元気づけようと思ったんだよ？」

「その結論が男子生徒を巻き込んで女子生徒の学ランを着たっていう事ですか？」

「そもそも生徒の制服を着ること自体おかしいと思うんですが……」

伏黒君の後に率直な意見を言うとパンダ先輩が、やれやれと言わんばかりに首を振った。

「ありきたりなものじゃつまらないだろ？時にはこういった突拍子もないことをして驚かせば、お前達に刺激になるだろうと俺達は考えたんだよ」

「しゃけ」

「良いこと言ってる雰囲気出してるが中身すっからかんだからな？下らないことしてる暇があるなら鍛錬しろ、馬鹿」

真希先輩の容赦ないツッコミが彼らの心を刺し穿つ。

「ところでAは何ともなかったの？何か無くしたものとかない？」

野薔薇に聞かれ私は思い返し、心当たりが1つ見つかった。

「そういえば、少し前に私のタイツが無くなった。予備が1つしかなくてあれが無いと困る」

「あ、ごめん。それ僕が持ってる」

……はい？

五条先生のカミングアウトに私の思考が停止し、当事者はというとテヘペロ顔をしている。

とりあえず、私は残りの石を先生に積んだ。