【文スト】貧乳で何が悪い3【中原中也】

81話 ページ24

数日後。

仕事に無事復帰したAは樋口と出掛ける約束をしていた


樋「此処、すっごく美味しいワッフル売ってるんですよ〜！」

『そういえば、この店の向かいにも可愛い雑貨屋があるよ！』

樋「行く所沢山あって迷っちゃいますね」

嗚呼…こんな普通の女の子みたいな会話 ひぐっちゃんとしかできない…

Aが幸せに浸っているその頃――。




中「おい芥川、来週の今日空いてるか」

芥「…空いていますが」

中「俺と出掛けねぇか…って何だよ其の厭そうな顔は！！」

芥「……行きます」

中「仕方無い感が気に食わねェが…
まあ、ちょっと帽子買いに行くだけだからよ。」

芥「帽子…ですか…」

中「何だ、何か文句あンのか」

芥「否、無いです」

芥(帽子選び…何時間で終わるのだろうか)

以前も中原の帽子選びに付き合ってあげた事のある芥川。

芥川に意見を求める癖に「えー…それか？」とか云って結局自分で選ぶ糞っぷりである

然も三時間位ずっと顰めっ面で品定めしている。

興味のかけらもない店に三時間も居なければならない此方の身にもなって欲しい。



…そんな日のことを考えると思わず溜息を吐いてしまう芥川であった

本当にすみません泣泣→←おまけ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す