文豪にセクハラしたいんじゃ

お花見2 ページ32

am 4:00

『…』

誰もいないし寒いよ！！
まあ仕方ない

張り切りすぎてこんな早くに来ちゃったからそりゃいないよね

『…ヤンエーでも読んで待ってよ…』


でっかいブルーシートに 一人、ゴロゴロしながら待つこと 7時間

『いやおかしくない！？！？』

周りにめっちゃ嫌な目で見られるし 太宰さん達一向に来ないしどうしちゃったの！！！
今お昼の11時だよ、11時！！！

太「あ、Aおまたせ」

森「待たせたね」

『！！！ 太宰さん、森さん遅いで…すよ……って

え！？何でみなさん居るんですか！！』

なんと 探偵社とポートマフィアの方達が集まっているではありませんか！

『いやあの…みなさんに会えるのはめっちゃくちゃ嬉しいんですけど、今日は太宰さんと森さんとデートのはずじゃ』

太「私は"二人で"お花見なんて云っていない、LINEを見返してご覧よ
場所取りご苦労様」

『えっええ！？
…も、森さん？森さんは私とデートしてくれますよね？』

森「エリスちゃんとのデートなら嬉しいけど、君とは厭かな」

『…そんなぁ…折角可愛い格好で来たのに…ひどい…』

敦「…なんか…今回ばかりはちょっと同情しますね」

与「朝から待ってたって云うしねぇ」

『もう！！太宰さんと森さんなんて大好きですからね！！！！』

立「嫌いじゃないのか」


その後、帰っていいよと云われたが意地でも帰らないAであった




―――――――…

『はぁーい！園原A、ものまねやりまぁす！！』

中「いいぞー！」

広「中原君 酒が回りすぎてA君を認識していないみたいだ」

『スネークのものまね！！


ｺﾞﾎﾝ…

待たせたな
こちらはスネーク
カロリーメイトはうますぎる』


立「うっまwwww」←めっちゃ酒飲んだ

国「何であんなに似ているんだ！？」

敦「女性の出せる声じゃないですよね」


『続きましてア◯ゴさんのものまね！！




…フゥグタ君、今日一緒に飲みにぃ行かないかい』

中「くっそwww」

太「何、でﾌﾞﾌｯ そんなに似て、るの」

江「笑いたきゃ笑いなよ太宰」



ぶっちゃけ皆にとってAは花見の席にいて欲しくない人物だったが なんだかんだで盛り上げ要員だった

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